2018年のミシュラン「ビブグルマン」では、素晴らしいことに計50軒のレストランが選出されました。今年のビブグルマンでは17店が初選出されており、グルメの楽園としてのシンガポールの地位を確固たるものにしています。

1997年に創設されたミシュラン「ビブグルマン」は、お手頃価格(S$45以下)で屋台料理を提供するレストランを表彰するものです。今年は、シンガポールで有数の人気を誇る屋台や注目すべき多彩なレストランなどが入賞しました。

新しい味を求める人も、太陽降り注ぐ島シンガポールを再訪する人も、おなじみの味を体験したい人も、今年選ばれたお店の総合ガイドをぜひご覧ください(参考までに、新たに選出されたお店には[N]を付けています)。

シンガポール中心部

シンガポールのメイン・ショッピング・エリアであるオーチャード・ロードの周辺は美食のるつぼです。


チャイナタウン
ア・ヌードル・ストーリーのラーメン丼のクローズアップ写真

ア・ヌードル・ストーリー

料理学校時代からの友人であるグエン・コーとベン・タムが創業したア・ヌードル・ストーリー。現代ヨーロッパの調理技法とアジアの味を融合させ、シンガポールならではの風味が魅力のラーメンを生み出しました。ホスピタリティスクール「シャテック」で学んだ内容と、ワクギン、イギーズ、サン・ピエールの厨房で積んだ経験を生かし、2013年に自分たちの店をオープン。初めてミシュラン「ビブグルマン」を獲得したのは2016年のことです。

この屋台の名物料理は、モチモチとしたエッグヌードル、ローストポーク、餃子、エビのじゃがいも包みから成る一品。固茹で卵がトッピングされています。

アモイ・ストリート・フード・センター 7 Maxwell Road #01-39, Singapore 069111. +65 9027 6289
月曜日〜金曜日 午前11時15分〜午後2時30分、午後5時30分〜午後7時30分、土曜日 午前10時30分〜午後1時30分


フェイマス・スンガイ・ロード・トライショー・ラクサ

庶民の知恵は、腕前を磨く最高のチャンス。屋台「フェイマス・スンガイ・ロード・トライショー・ラクサ」のオーナーであるダニエル・スーが、それを証明しています。お客の意見や提案に熱心に耳を傾けて誕生した人気料理のレシピは、まさに集合知です。ラクサ(ココナッツベースのスパイシーなヌードルスープ)のほかに、果汁を絞って風味を際立たせる名物のミーシァム(ビーフンの甘酢スープ)もおすすめです。

ホン・リム・マーケット&フード・センター&531A Upper Cross Street #02-66, Singapore 051531 +65 9750 8326
火曜日~日曜日 午前11時30分~午後4時


ホンキー・ビーフ・ヌードル

以前はコック・ストリートにあったこの屋台は、50年以上の歴史を誇ります。現在はアモイ・ストリート・フード・センターにあるこの屋台では、味わいを最大限引き出すために丸一日以上かけて煮込んだビーフストックを使った、旨味たっぷりのビーフヌードルを提供しています。牛の胃袋や牛肉のミートボールといった付け合わせは全部のせましょう。口の中で、いろいろな肉の味わいを堪能できます。

アモイ・ストリート・フード・センター 7 Maxwell Road #01-42, Singapore 069111 
毎日午前11時〜午後7時


ホーキー・バッツァン

たった1種類の料理「バッツァン(中華ちまき)」を50年以上提供し続けているホーキー3代目オーナーのリク・チューは、2010年に飲食業界に飛び込むまで、電気通信会社に勤めていました。このお店のピラミッド型福建ちまきは、漬け込んだ豚肉とローストした栗を餅米に混ぜ、それを香りの良い笹で包んでいます。

アモイ・ストリート・フード・センター 7 Maxwell Road #01-18, Singapore 069111 +65 6221 1155 
月曜日〜土曜日 午前10時30分~午後3時30分

ブキ・メラ・セントラル Blk 161 Bukit Merah Central #01-3735, Singapore 150161 +65 6222 7866 
月曜日〜土曜日 午前8時30分~午後5時30分


箱に入ったJ2フェイマス・クリスピー・カレーパフの商品

J2フェイマス・クリスピー・カレーパフ

スペインの「エンパナーダ」に相当する、シンガポールの美味なペストリー。詰め物は、カレー味のチキンとポテトが昔から定番です。創業者夫妻は、元々経営していたベーカリーの閉店にも負けずにこの有名な一品を作り続け、2007年にJ2フェイマス・クリスピー・カレーパフをオープンしました。屋台には、黒胡椒チキンやイワシなど、多彩なフレーバーが揃っています。ぜひ、熱いうちにお召し上がりください!

アモイ・ストリート・フード・センター 7 Maxwell Road #01-21, Singapore 069111. +65 9475 8425
月曜日〜土曜日 午前8時〜午後4時


ケオン・サイクにあるコク・セン・レストランの店先

コク・セン・レストラン

ケオン・サイクにある、白タイルと大きな木製の相席テーブルという古風なしつらえが特徴的な食堂。中華鍋で炒めたホーファン(米粉の平打ち麺)で有名です。コク・セン・レストランの壁には、人気料理名が北京語で書かれた紙が貼られています。中国語が苦手な方には、素焼きの器で作る「ヨンタォフー(豆腐、挽肉、はんぺんを主な材料とする客家中国料理)」がおすすめです。

コク・セン・レストラン 30 Keong Saik Road, Singapore 089137 +65 6223 2005
月曜日〜日曜日 正午~午後2時、午後5時〜午後11時


リアン・フー・ベンジ・クレイポット・ライス [N]

1979年創業。現在のオーナーであるマダム・リムは、この屋台の創業者の義理の娘です。12歳の時から屋台で働いてきたマダム・リムは、この伝統的な定番料理の調理に関するノウハウを熟知しています。このお店で提供されるクレイポット・ライスは、ゼロから七輪で炊かれています。マリネされた肉汁たっぷりの肉は絶品です。

チャイナタウン・コンプレックス 335 Smith Street #02-197/198/199, Singapore 050335 +65 6227 2470
月曜日~水曜日、金曜日~日曜日、午後4時30分~午後10時


スミス・ストリート78番地にあるビブグルマン掲載レストラン「リャオ・ファン・ホーカー・チェン」の注文カウンター

リャオ・ファン・ホーカー・チャン(スミス・ストリート78番地)

世界で最もお手頃な値段で楽しめるミシュラン星付き料理として有名な、リャオ・ファンのソヤソース・チキン・ライス。ここでは、ソヤソース・チキン・ライスや、ポークリブのフォー・ファン(平打ち麺)など、人気の高い屋台中華料理を提供しています。メモ:料理長兼オーナーのチャン・ホン・メンの究極の野望は、世界中に店を出し、ケンタッキーフライドチキンに次ぐ「世界第2位の鶏肉料理の食堂チェーン」になることです。

リャオ・ファン・ホーカー・チャン 78 Smith Street, Singapore 058972 +65 6221 1668
月曜日~火曜日、木曜日~日曜日 午前10時~午後8時


マン・マン・ジャパニーズ・ウナギ・レストラン(タンジョン・パガー地区)

料理長の山下哲平が考案した「マン・マン・ジャパニーズ・ウナギ・レストラン」は、炭火火鉢で蒲焼きにする純日本式のジューシーな鰻で有名です。使っている米と鰻は、日本の中部地方にある愛知県から新鮮なまま空輸されています。

マン・マン・ジャパニーズ・ウナギ・レストラン 1 Keong Saik Road #01-01, Singapore 089109
月曜日〜土曜日 午前11時30分〜午後3時、午後6時〜午後10時30分


アウトラム・パーク・フライド・クェイ・テォ・ミー [N]

1950年代にタンジョン・パガーのメトロポール・シネマで開店したオウトラム・パーク・フライド・クェイ・テォは、数十年にわたって地域の人気店であり続けています。現在は創業者の息子が父親から店を受け継いでいます。訪問者へのアドバイス:日曜日は定休日です。ランチタイムの行列を避けたい方は朝行きましょう。

ホン・リム・マーケット&フード・センター 531A Upper Cross Street #02-18, Singapore 051531
月曜日~土曜日 午前6時~午後3時30分


タイ・ワー・ポーク・ヌードル [N]

ハイストリート沿いにある、1939年創設の老舗屋台。切り盛りしているのは、退役以来ポークヌードルを作り続けている3代目です。この屋台では、ラードを使って料理にコクを出しています。

ホン・リム・マーケット&フード・センター 531A Upper Cross Street #02-16, Singapore 051531 +65 9182 8881
火曜日~日曜日 午前9時30分~午後7時30分


マックスウェル・フード・センターにあるティアン・ティアン・ハイナニーズ・チキンライスのチキンライスセット

ティアン・ティアン・ハイナニーズ・チキンライス(マックスウェル・フード・センター)

(良い意味で)有名なティアン・ティアン・ハイナニーズ・チキンライスの成功の秘訣は、伝統のレシピ。屋台オーナーのフー・クイ・リャンが常に改良しています。柔らかい蒸し鶏をのせた料理は、間違いなく絶品です。このお店のチキンライスは、香り豊かな米と複雑な味わいのスパイシーチリソースで広く知られています。

マックスウェル・フード・センター 1 Kadayanallur Street #01-10/11, Singapore 069184 +65 6448 0120
火曜日〜日曜日 午前10時〜午後9時


ザ・ココナッツ・クラブ [N]

ザ・ココナッツ・クラブの原点は、クアラルンプールの郷土料理「ナシレマ(ココナッツライスで炊いた米に、各種サイドディッシュをトッピングした料理)」にさかのぼります。旅行中に出会ったナシレマの味に感動したメンバーが、2年かけてレシピを完成させ、ついにザ・ココナッツ・クラブをオープンさせました。

ザ・ココナッツ・クラブ 6 Ann Siang Hill, Singapore 069787 +65 6635 2999
月曜日~土曜日 午前11時~午後3時、午前6時~午後9時30分、日曜日 午前11時~午後3時


クラーク・キー/ドビー・ゴート

白金酉玉

居心地の良い雰囲気の中で本格的な焼き鳥(日本式の鶏肉の串焼き)を楽しめる、白金酉玉。シェフが働く姿を眺めたい人は、バーカウンター席をリクエストしましょう。シェフが調理する姿や、いろいろな食材に串を通して美味しい串焼き(日本式の肉や野菜の串焼き)にする様子が見られます。

ロバートソン・ウォーク 11 Unity Street, Singapore 237995 +65 6836 5680
月曜日〜土曜日 午後6時〜午後11時


賑わいを見せる、ニュー・ブリッジ・ロードのソンファ・バクテ

ソンファ・バクテ(ニュー・ブリッジ・ロード)

かつてはクーリー(下層労働者)の食べ物だった「バクテ(胡椒で味付けしたポークスープ)」が中国系移民によって福建省からシンガポールに持ち込まれたのは19世紀のこと。以来、愛される家庭料理へと発展しました。屋台は2代目オーナーのダイアナ・ヨーとハート・ポンによって近代化されていますが(料理をiPadで注文できます)、ソンファ・バクテの胡椒とガーリックが効いた味わいは一家に伝わるレシピそのままです。

ソンファ・バクテ 11 New Bridge Road #01-01, Singapore 059383 +65 6533 6128
火曜日~日曜日 午前9時~午後9時15分


トゥルーブルー・キュイジーヌ

プラナカン*料理は、きちんと作らなければならないので手間や時間がかかることで有名ですが、トゥルーブルー・キュイジーヌの調理方法はかなり厳密です。贅を凝らした伝統的な内装が、「イテック・シォ(甘いソースの鴨の蒸し煮)」や「ンゴヒァン(ミートロール)」などの味わい豊かな料理と調和しています。

トゥルーブルー・キュイジーヌ 47/49 Armenian Street, Singapore 179937 +65 6440 0449
月曜日~日曜日 午前11時30分〜午後2時30分、午後5時30分〜午後9時30分
 

*「プラナカン」はインドネシア/マレー語で「地元生まれ」を意味する言葉で、一般的には中国系とマレー/インドネシア系の婚姻による子孫のことを指します。


インタイ・パレス

最高級の食材にこだわっているインタイ・パレスでは、タイのパパイヤサラダ、タイ風グリーンカレー、エビとポークの細切り入りパイナップルライスなど、タイ料理やタイと中国の郷土料理を提供しています。お手頃な値段で食事を済ませたい方は思わず尻込みしてしまいそうな豪華な外装ですが、実際にはお財布にかなり優しいお店です。

インタイ・パレス 36 Purvis Street #01-04, Singapore 188613 +65 6337 1161
毎日 午前11時30分〜午後2時、午後6時〜午後10時


ニュートン

アライアンス・シーフード

兄弟2人で経営し、30年にわたって料理の腕前を磨いているアライアンス・シーフードでは、シンガポールの大人気の定番シーフード料理である チリクラブやブラックペッパークラブなどの料理を堪能できます。料理に使う多種多様なエビやカニはスリランカ産。たくさん食べたい方は、カニ丸ごと1匹、エビのシリアル揚げ、炒飯、揚げ饅頭(中華饅)が並ぶセットメニューを注文しましょう。

ニュートン・フード・センター 500 Clemenceau Avenue North #01-27, Singapore 229495
月曜日から火曜日、木曜日~土曜日 午後1時~午前2時、日曜日 午後1時~深夜0時


フレッシュ・テイスト・ビッグ・プラウン・ヌードル [N]

料理評論家や地元メディアから何度も絶賛されている、フレッシュ・テイスト・ビッグ・プラウン・ヌードル。その名のとおり、ジューシーなエビが入った風味豊かなスープに歯ごたえのある豚皮と黄色い麺を組み合わせた一品が食べられます。

ザイオン・リバーサイド・フード・センター Zion Road #04-55/56, Singapore 247781
月曜日~金曜日 午後6時~午後11時30分、土曜日・日曜日 正午~午前1時


ヘン(ニュートン・フード・センター) [N]

西洋のスイーツであるキャロットケーキとは違って、シンガポールのキャロットケーキはケーキではありません。スイーツではなく、大根、たまご、サンバル(チリペースト)で作る炒め物です。ニュートン・ホーカー・センターにあるこの屋台では、外は理想的な焼き目で香ばしく、中はジューシーでふわふわという、この人気料理を絵に描いたような一品を堪能できます。

ニュートン・フード・センター 500 Clemenceau Avenue North #01-28, Singapore 229495
毎日午後5時~午前1時


タンジョン・パガー

バー・ロック・グリル

「バー・ロック」は単なる語呂合わせではなく、このお店が出す完璧なフランス料理のことを指しています。パリの素朴なビストロで出てくる料理をお手本にしています。このレストランの人気料理は、放し飼いのニワトリを食材にした「ロティサリーチキンのポテトグラタン添え」と、「和牛ハンガーステーキのフライドポテト添え」です。

バー・ロック・グリル 165 Tanjong Pagar Road #01-00, Singapore 088539 +65 6444 9672
月曜日〜金曜日 正午〜午後2時30分、午後6時〜午後10時30分、土曜日 午後6時〜午後10時30分


ロリーナ・トラディショナル・ハイナニーズ・カレーパフ(タンジョン・パガー・プラザ・マーケット&フード・センター)[N]

屋台料理:創業者のアンクル・サムが海南人の船乗りから初めてカレーパフ作りを学んだのは19歳の時。その後、ノビナ教会では荷車で、セラングーン・ガーデンではオートバイで、おいしいペストリーの引き売りをしました。現在、アンクル・サムは大繁盛。屋台名物のカレーパフや、ちまきなどの伝統料理を並べて販売しています。

タンジョン・パガー・プラザ・マーケット&フード・センター 6 Tanjong Pagar Plaza #02-15, Singapore 081006 +65 9235 8093
火曜日〜日曜日 午前7時〜午後4時


レストラン「ザ・ブルー・ジンジャー」のプラナカン料理

ザ・ブルー・ジンジャー

味わい深いプラナカン料理に詳しくなれるザ・ブルー・ジンジャー・レストランは、22年の歴史を誇るニョニャ(プラナカン)料理専門店です。「バクワン・ケピティン(カニと豚挽肉のミートボール)」や「アッサム・グライ(魚のスパイシーサワースープ)」などの伝統料理が人気です。

ザ・ブルー・ジンジャー 97 Tanjong Pagar Road, Singapore 088518 +65 6222 3928
月曜日〜日曜日 正午~午後3時、午後6時30分〜午後10時30分


タンジョン・パガーのペック・シー・ストリートにあるホール・アースの店先のストリートビュー

ホール・アース

生粋の肉好きでさえもベジタリアンに転向させてしまいそうなベジタリアンの楽園、ホール・アースは、2003年創業のプラナカンとタイのフュージョン料理の専門店です。店内に入るとすぐに気づくのが、自家製サンバル(チリペースト)の香り。サンバル・カンコン(空心菜)に使われています。もうひとつの定番メニューが、ペナン風の「レンダン(ココナッツミルクとスパイスを使った肉の煮込み料理)」です。普通は肉を使うのですが、ここでは肉のかわりにシイタケを使っています。

ホール・アース 76 Peck Seah Street, Singapore 079331 +65 6221 6583
毎日 午前11時30分〜午後3時、午後5時30分〜午後10時


トアパヨ

バレスティア・ロード・フーバー・ロジャ

さまざまな素材と多彩な文化のハーモニーを味わえる「ロジャ(野菜、果物、小麦揚げ団子入りの甘いサラダ)」は、シンガポールの多民族食文化のシンボルです。ぜひ、バレスティア・ロード・フーバー・ロジャでこの定番料理をご堪能ください。現在は2代目のスタンレー・リムが切り盛りしているこの屋台は、ここ2年連続で「ビブグルマン」リストに掲載されています。

ワンポア・フード・センター Blk 90 Whampoa Drive #01-06, Singapore 320090 +65 6253 0137
水曜日〜日曜日 午前10時30分〜午後4時


チェイ・スア・キャロット・ケーキ

お腹を空かせたお客を相手に、50年以上にわたって商売をしてきた屋台、チェイ・スア・キャロット・ケーキ。現在は、2代目のグレースとシャーリーが切り盛りしています。この姉妹がこのシンプルな料理を考案したのは、20年以上も前のことです。

トアパヨ・ウェスト・フード・センター Blk 127 Lorong 1 Toa Payoh #02-30, Singapore 310127
火曜日〜日曜日 午前6時〜午後1時


北東部

シンガポール郊外に足を運んでみましょう。すぐにでも食べたくなるスパイシー料理や南アジア料理の世界と出会えます。


リトル・インディア/ファーラー・パーク

ビスミラー・ビリヤニ

活気あふれる南アジア人居住地区、リトル・インディアにある北インド料理レストラン。シンガポールで一番と豪語する「ビリヤニ(肉と野菜を使ったインドのスパイスライス)」が人気です。このお店は各方面から絶賛されていますが(ロンリープラネットでは「ベンガル湾の東側で最高のビリヤニ」と称賛されています)、その理由は食べれば分かります。香り豊かなスパイスライスと柔らかいお肉をぜひご堪能ください。

ビスミラー・ビリヤニ 50 Dunlop Street, Singapore 209379 +65 6935 1326
毎日 午前11時30分〜午後3時、午後5時30分〜午後9時
他の店舗の詳細はこちらでご覧いただけます。


ラグナー

靴を脱いで食事を楽しめるラグナーは、インド亜大陸全域の料理を専門とする「素足で食べる」レストランです。スパイスが効いた料理を楽しみたい人は、フィッシュカレーやマトン・マサラ(羊肉カレー)を注文しましょう。「マサラ」は香辛料そのものを意味します。

ラグナー 6 Upper Dickson Road, Singapore 207466 +65 6296 1215
毎日 午前11時30分~午後10時30分


ムトゥース・カレー [N]

1969年にアヤカヌー氏が創業したムトゥース・カレーは、一族が受け継ぐ伝統です。その上、地元の人気店でもあります。お店が知られるきっかけとなった南インド風フィッシュ・ヘッド・カレーは創業者が生み出したものですが、その味を息子が今日まで守っています。

ムトゥース・カレー 138 Race Course Road #01-01, Singapore 218591 +65 6392 1722
毎日 午前10時30分~午後10時30分


東部

ゲイランの賑やかな通りを探検したり、イースト・コースト沿いの風光明媚なビーチを散策したりした後は、その周辺で多彩な料理を堪能しましょう。


ゲイラン

エミネント・フロッグ・ポリッジ&シーフード [N]

ゲイラン中心部で午前4時まで営業しているため、深夜の食事にはうってつけのスポット。その名のとおり、エミネント・フロッグ・ポリッジ&シーフードはカエルの脚のお粥で有名なお店ですが、「自家製チリフロッグ(チリクラブ風ソースを使った料理)」などの個性的な料理が他にもたくさん揃っています。

エミネント・フロッグ・ポリッジ&シーフード 323 Geylang Road Lorong 19, Singapore 389359
毎日午後5時~午前4時


ラオ・フー・ズ・フライド・クェイ・テォ [N]

香港の昔の漫画『老夫子』にちなんだ、しゃれた名前を冠する屋台ですが、出てくる料理はいたって真面目です。看板料理の「チャー・クェイ・ティオ」は、ザルガイ、中華風ソーセージ、歯触りの良いモヤシ入りの平打ち米麺焼きそばです。

オールド・エアポートロード・フード・センター 51 Old Airport Road #01-12, Singapore 390051
月曜日~金曜日 午前10時~深夜0時、土曜日~日曜日 午前9時~深夜0時


シク・バオ・シン(デズモンズ・クリエーション) [N]

屋台「デズモンド・チア」の2代目が創業したシク・バオ・シンでは、屋台主の父親であるチア・コック・ホーン氏が残した味に着想を得た、昔ながらの広東料理を堪能できます。この屋台の得意料理は、中華鍋を使った炒め物。牛肉とカイラン(中国の葉物野菜)の炒め料理が定番です。

シク・バオ・シン(デズモンドズ・クリエーション) 592 Geylang Road (between Lorong 34 & 36), Singapore 389531
毎日 午前11時45分〜午後2時30分、午後5時45分〜午後9時30分


シン・ファット・イーティング・ハウス

ゲイランの賑やかなエリアにあるシーフードレストラン「シン・ファット・イーティング・ハウス」は、カニのビーフン(米麺)で有名なお店です。料理人兼オーナーのダニーは、歯に衣着せぬ溌剌とした人柄で知られている一方で、味わい豊かな料理と厳しい仕事観でも有名です。

シン・ファット・イーティング・ハウス 659/661 Geylang Road (junction of Lorong 35), Singapore 389589
毎日 午後7時~深夜0時


イースト・コースト/マリン・パレード
ザフロン・キッチンの丸ごとタンドリーチキン

ザフロン・キッチン(イースト・コースト)

気取りのない定番南アジア料理を楽しめることで知られるザフロン・キッチンは、北インド料理と南インド料理を堪能できる素敵なお店です。バターチキンが人気ですが、これを平パンやタンドールで焼いた風味豊かな肉料理と組み合わせるのが特におすすめです。

ザフロン・キッチン 135/137 East Coast Road, Singapore 428820 国番号(65)6440 6786
月曜日~木曜日 午前11時30分~午後3時、午後5時~午後10時、金曜日 午前11時30分~午後3時、午後5時~午後11時、土曜日~日曜日 午前11時30分~午後11時


ベドク/タナ・メラ

シ・ウェイ・ダ [N]

料理を余さず堪能したいなら、二回行くべき屋台です。昼間は香り豊かな潮州粥、夜は美味なサテービーフンを堪能できます。無名の師から料理を学んだという屋台のオーナーは、料理を作り続けて10年以上。"「最初は何もかもが手作業だったから、本当に辛かった。今は機械が助けてくれるからだいぶ楽になった」と、思い出を語ります。

フォンシャン・マーケット&フード・センター Blk 85 Bedok North Street 4 #01-236, Singapore 460085
毎日 午後5時~深夜0時


西部

シンガポール西部の緑豊かな空間と自然保護区で、楽しいひとときを過ごしませんか。その後は、ハートランドで食の冒険に乗り出しましょう。


ホーランド・ビレッジ/ブオナ・ビスタ

チュアン・キー・ボーンレス・ブレーズド・ダック [N]

10年以上にわたって門外不出のレシピを使っているチュアン・キー・ボーンレス・ブレーズド・ダックでは、昔ながらのシンプルな鴨料理を各種取り揃えています。脂っこい皮に覆われた柔らかい肉が、胡椒の効いた香草スープとともに供されます。

ギム・モー・マーケット&フード・センター 20 Ghim Moh Road #01-04, Singapore 270020
月曜日~水曜日、金曜日〜日曜日 午前10時〜午後8時 (毎月最終日曜日は定休日)


ニュー・ラッキー・クレイポット・ライス

1979年に初めて店を開いたチョン・イー・ホンがホランド・ドライブ・マーケットで経営するニュー・ラッキー・クレイポット・ライスは、仲間たちとの外食にぴったりのお店です。看板料理は、火力の強い炭火で作る焼き飯料理(深鍋で供されます)。鶏肉、塩漬けの魚、中華風ソーセージが入ってたっぷり4人分の一品です。鍋を炭火にのせて、45分かけて丁寧に調理。待った分だけ幸せになれること請け合いです。

ホランド・ドライブ・マーケットフード・センター Blk 44 Holland Drive #02-19, Singapore 270044 +65 6778 7808
月曜日〜火曜日、木曜日〜日曜日 午前11時〜午後1時、午後5時〜午後8時


シン・キー・フェイマス・カントニーズ・チキン・ライス(ホランド・ドライブ) [N]

父親から息子に引き継がれた家族経営の店、シン・キー・フェイマス・カントニーズ・チキン・ライスは、香り豊かな料理で知られています。ルーツを大切にしている2代目店主は、父親から学んだ、鶏肉を茹でて柔らかさと風味を出すという広東料理の伝統的な調理法を使って、屋台を切り盛りしています。

シン・キー・フェイマス・カントニーズ・チキン・ライス 40 Holland Drive, Singapore 270040 +65 8428 7865
火曜日〜日曜日 午前11時〜午後7時


ブキ・バト
ニュー・ウビン・シーフードのカニのガーリック焼き

ニュー・ウビン・シーフード(ブキ・バト)

ニュー・ウビン・シーフードは、シンガポール東岸沖に浮かぶウビン島が原点です。かつては、カンポン(伝統的な村)スタイルの海鮮料理を提供する粗末な小屋でしたが、本島に移転して以来、ズーチャ(「分け合う」という意味の家庭的な中華料理)で一躍有名になりました。サテー(肉の串焼き)や、カニのガーリック焼きがおすすめです。

ラム・スーン・インダストリアル・ビルディング 63 Hillview Avenue Level 6 (Canteen), Singapore 669569 +65 9740 6870
毎日 午前11時〜午後3時、午後5時30分〜午後10時


ジュロン・イースト

ザイ・シュン・カレー・フィッシュヘッド

オーナーのオン・チェン・キーは、ほぼ40年間、この店名物のフィッシュ・ヘッド・カレーを作り続けています。また、この屋台には、クレソンにオイスターソースを使った潮州風の魚の蒸し物などのおすすめ料理も揃っています。

ザイ・シュン・カレー・フィッシュヘッド 253 Jurong East Street 24 #01-205, Singapore 600253 +65 6560 8594
月曜日〜火曜日、木曜日〜日曜日 午前7時~午後3時


南部

伝統の味、昔風の屋台と出会えるティオン・バル地区。粋な流行発信地ですが、シンガポールで最も古い住宅街でもあります。


ブキ・メラ

阿2スープ(阿2老火湯)(ABCブリックワークス・フード・センター)

中国人は、健康を全身で考えます。食と薬は表裏一体なのです。阿2老火湯を支えるカップル、チェン・ファ・チャンとク・ファ・ダイは、じっくり煮込んだ広東風薬草スープを20年以上にわたって作り続けてきました。熱々の看板スープ「佛跳牆(仏陀も壁を飛び越えて来るおいしいスープ)」を、ぜひ注文しましょう。カボチャご飯が付いてきます。

ABCブリックワークス・フード・センター 6 Jalan Bukit Merah #01-143, Singapore 150006
月曜日〜金曜日、日曜日 午前11時〜午後2時、午後5時〜午後8時


チャイ・チュアン・トウ・ヤン・ロウ(ブキ・メラ・ビュー・フード・センター) [N]

チャイ・チュアン・トウ・ヤン・ロウは30年以上にわたって、ブキ・メラ・ビュー・フード・センターでコクのある潮州風マトンスープを作り続けてきました。この屋台の営業時間はランチタイムのみ。看板料理がすぐに売り切れてしまうことがよく分かります。アドバイス:オーナーは喜んでスープをつぎ足してくれます。恥ずかしがらずにおかわりを頼みましょう。

ブキ・メラ・ビュー・フード・センター Blk 115 Bukit Merah View #01-51, Singapore 151115
月曜日〜土曜日 午前11時〜午後2時30分


デポ・ロード・ツェン・シャン・メイ・クレイポット・ラクサの料理一式

デポ・ロード・ツェン・シャン・メイ・クレイポット・ラクサ

1995年創業の屋台を切り盛りしているのは、2代目のツァン・ジ・リン。このお店の人気料理である「ラクサ(ココナッツベースのスパイシーヌードルスープ)」は、土鍋入り。調理に手間はかかりますが、熱々のまま美味しく食べられます。

アレクサンドラ・ビレッジ・フード・センター Blk 120 Bukit Merah Lane 1 #01-75, Singapore 151120 +65 9088 9203
月曜日〜土曜日 午前9時〜午後3時30分


ホンコン・ヤミー・スープ(アレクサンドラ・ビレッジ・フード・センター) [N]

ホンコン・ヤミー・スープは、体に良い食事を探している人におすすめのお店です。グルタミン酸ナトリウム不使用のスープが6種類揃っています。スープだけだと物足りない場合は、サイドディッシュも注文しましょう。「鶏手羽の蓮の葉蒸し」と「黒豆とポークリブの蒸し物」の2種類が用意されています。

アレクサンドラ・ビレッジ・フード・センター Blk 120 Bukit Merah Lane 1 #01-51, Singapore 151120


ナ・ナ・ホームメイド・カレー

シンガポールの「おふくろの味」を食べてみたい方は、ナ・ナ・ホームメイド・カレーに足を運びましょう。この屋台の辛い料理に対するシンガポール人の愛は、文化の壁を越えています。名物のフィッシュ・ヘッド・カレーを食べれば、その理由が分かるはずです。

ブキ・メラ・ビュー・フード・センター Blk 115 Bukit Merah View #01-47, Singapore 151115 +65 9106 4316
月曜日〜土曜日 午前11時〜午後7時


シー・フイ・ユァン(クイーンズタウン)

イポー風のホーファン(米粉の平打ち麺)を1950年代から提供している屋台です。2代目の看板料理は、ジューシーな鶏肉のスライス、柔らかい鴨肉、水気たっぷりのマッシュルームを絹のような麺にトッピングした一品です。

メイ・リン・フード・センター 159 Mei Chin Road #02-33, Singapore 140159
木曜日~日曜日 午前8時~午後2時


ティオン・バル・イ・シェン・フライド・ホッケン・プロウン・ミー [N]

1950年代にトー・セン・ワンが創業した屋台です。元々は、ティオン・バルの通り沿いで、荷車で料理を引き売りしていました。トー氏はABCブリックワークス・フード・センターに屋台を移転して以来、料理作りに限りない情熱を注ぐ息子にレシピを伝えています。

ABCブリックワークス・フード・センター 6 Jalan Bukit Merah #01-13, Singapore 150006
月曜日、水曜日~日曜日、午後3時~午後10時45分


ティオン・バル

ホンヘン・フライド・ソトン・プロウン・ミー

看板料理のホッケン・ミー(エビ焼きそば)は、注文ごとに少しずつ中華鍋で炒めて調理します。炭火の風味が漂うこの昔ながらの焼きそばを食べれば、ホンヘン・フライド・ソトン・プロウン・ミーがティオン・バル・マーケット自体と同じぐらい長い歴史を誇るのも納得できます。早めに訪れましょう。閉店時間の午後8時までに料理が売り切れてしまうことが珍しくありません。

ティオン・バル・マーケット 30 Seng Poh Road #02-01, Singapore 168898
火曜日〜日曜日 午前11時〜午後8時


カソーレストラン(アウトラム・パーク)

スウィー・キー・フィッシュ・ヌードル・ストールとも呼ばれているこのお店では、伝統的な広東料理を堪能できます。チン・チュー・ストリートに根を下ろす前、創業者のタン・クワン・スウィーの仕事場は、今はなきグレート・ワールド・アミューズメント・パークに置いた荷車露店でした。お店の名物は、クレイポット豆腐、エビペーストフライドチキン、熱々の魚のスープなど、広東の各種郷土料理です。

アルミニ・メディカル・センター 2 College Road, Singapore 169850 +65 6473 6686
毎日 午前11時30分〜午後2時30分、午後5時30分〜午後9時30分


ティオン・バル・ハイナニーズ・ボーンレス・チキン

シンガポールの非公式な国民食、チキンライス。こだわりの強い人にアドバイスを求めると、「絶対に蒸し鶏を選ぶべきだ」と言われるかもしれません。でも、美味しいものなら何でも味わってみるべきです。このお店では、ローストした鶏肉と蒸し鶏のミックス・アンド・マッチを楽しめます。両方のいいとこ取りを楽しめるというわけです。パンチを効かせる自家製チリソースも忘れずに試してみましょう。

ティオン・バル・マーケット 30 Seng Poh Road #02-82, Singapore 168898 +65 6323 0191
火曜日~日曜日 午前10時30分~午後7時