「ミシュランガイド・シンガポール2019」が発表され、2018年度の39店から5店増加し、全44店がその最高の美食で評価され星を獲得しました。「オデット」と「レザミ」の両店は3つ星に昇格し、リスト全体で7つの星が新しく追加されました。
誰もが望む世界最高の称賛であるミシュランガイドは、世界中の一流レストランをたたえるものです。星の数が、その優秀さに対する評価を表しています。使用する食材の品質、調理技術と味の素晴らしさ、料理に表れるシェフの個性、コストパフォーマンス、一貫性(時期に関係なく、メニュー全体を通して料理が安定しているか)という5つの基準に基づいてレストランが評価されます。
一皿ごとに味わいがあるシンガポールの料理。このガイドで、今年の掲載店をじっくりチェックしましょう(参考までに、新たに入賞したお店には[N]を付けています)。
1つ星
アルマ・バイ・フアン・アマドア
食の冒険に、少しだけ情熱を注いでみませんか。その店名は、「情熱」を意味するスペイン語です。采配を振るうエグゼクティブシェフのハイカル・ジョハリは、タイのウォーター・ライブラリーなど、世界中の一流店の厨房で働いてきました。
アルマでは、卓越した欧州料理にアジアの風味をプラスしています。特に、タイと日本の影響が大きく表れています。
グッドウッド・パーク・ホテル 22 Scotts Road, Singapore 228221 +65 6735 9937
月曜日 午後6時〜午後10時、火曜日~土曜日 正午〜午後2時30分、午後6時~午後10時
バスクキッチン・バイ・アイトール [N]
名前が示すようにこのレストランのメニューは、フランスとスペインにまたがるバスク地方の料理にインスパイアされたメニューを提供しています。
ヘッドシェフのアイトール・ジェロニモ・オリーヴェは、かつてミシュラン1つ星レストラン「イギーズ」で腕を振るっていました。彼の作り上げたメニューには、グリルを中心としたバスク地方の料理からマドリッド風牛の胃袋のシチュー、ターボットのピルピルソース、チョリソのブリオッシュなどスペインを代表する料理の数々が並びます。
バスクキッチン・バイ・アイトール 97 Amoy Street, Singapore 069917 +65 6224 2232
月曜日〜金曜日 正午〜午後2時30分、午後6時〜午後11時、土曜日 午後6時〜午後11時30分
ベニ
ミシュラン3つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」や「ロオジエ」での勤務歴があるヘッドシェフ、山中賢二のフランス料理にかける情熱。このレストランを動かしているのは、その思いです。日本的な解釈を凝らしたフランス料理を供しています。
ベニを初めて訪れる方には、山中シェフ自慢の料理、宮崎県産A5和牛「尾崎牛」がおすすめです。
マンダリン・ギャラリー 333A Orchard Road #02–37, Singapore 238897 +65 9159 3177
月曜日~土曜日 正午~午後3時、午後7時~午後10時30分
ブラーチ
レストランオーナーのベッペ・デ・ヴィトがイタリアをコンセプトとしたレストラン「ブラーチ」では、炭オーブン「ジョスパー」と七輪を使って薪で調理しています。食への情熱に突き動かされているシェフのベッペ・デ・ヴィトは、レストランオーナーとしても、メートル・ドテルとしても、シェフとしても一流の、三拍子揃った人物です。
「フォアグラのセミフレッド キンカンとイチジクのヴィンコット添え」など、看板料理をぜひ味わってください。意外性に満ちた4品コースや5品コースメニューもあります。
ブラーチ 52 Boat Quay Level 5/6, Singapore 049841 +65 6866 1933 月曜日・土曜日 午後6時〜午後10時30分
火曜日~金曜日 正午~午後2時、午後6時~午後10時30分
ボナ・テラ [N]
ボナ・テラは、「良い土壌」を意味し、その料理には、イタリア最高品質の素材を使用しています。
シェフのデニス・ルッキは、イタリア料理の伝統と革新を融合し、再解釈した風味豊かなイタリア料理を提供しています。卵黄のボッタルガ、モザンビーク産手長エビとカリフラワーのタルタルを使ったカルボナーラが代表的なお料理です。
ボナ・テラ 29 Scotts Road, Singapore 228224 +65 6733 0209
月曜日〜金曜日 正午〜午後2時30分、午後6時30分〜午後10時30分、土曜日 午後6時30分〜午後10時30分
バーント・エンズ
オープンキッチンで知られるカジュアルモダンなレストラン「バーント・エンズ」では、オーストラリアのバーベキューをイメージした料理を堪能できます。シェフオーナーのデイブ・ピントは、このレストランを開く前、和久田哲也、ヌノ・メンデス、ファーガス・ヘンダーソンといった業界のレジェンドたちとともに働いてきました。
周知のとおり、「バーント・エンズ」では4トンの二口薪窯を導入し、料理に繊細なスモークの香りを纏わせています。プルドポークをブリオッシュバンズでサンドした、看板料理のソーセージバーガーをぜひお試しください。
バーント・エンズ 20 Teck Lim Road, Singapore 088391 +65 6224 3933
火曜日~木曜日 午後6時〜午後11時、金曜日・土曜日 午前11時45分〜午後2時、午後6時〜午後11時
キャンドルナット
シェフのマルコム・リーが采配を振るうキャンドルナットは、シンガポール初にして唯一の、ミシュラン星付きプラナカン*料理レストランです。祖母が作っていた伝統的なプラナカン料理が、彼の着想の大いなる源となっています。「アヤム・ブアクルア(ブラックナッツで鶏肉を煮込んだ東南アジア料理)」や「バビ・ポンテ(豚肉と発酵大豆ソースの煮込み)」など、伝統の味と現代の料理のアイデアが融合した料理を堪能できます。
キャンドルナット Block 17A Dempsey Road, Singapore 249676 1800 304 2288(国内電話専用)
月曜日〜木曜日、日曜日 正午〜午後3時、午後6時〜午後10時、金曜日・土曜日 正午〜午後3時、午後6時〜午後11時
*「プラナカン」はインドネシア/マレー語で「地元生まれ」を意味する言葉で、一般的には中国系とマレー/インドネシア系の婚姻による子孫のことを指します。
チーク・ビストロ [N]
美味しいオーストラリア料理が食べたくなったら、この気取らないレストランチーク・ビストロへどうぞ。元の名は、チーク・バイ・ジャウル。ヘッドシェフのリシ・ナレーンドラとその奥様でゼネラルマネージャーのマニュエラ・トニオロがご夫婦で始められました。
代替わりはしたものの、チーク・ビストロは、その創始者の意思をしっかりと受け継いでいます。メニューは、馴染みのある西洋料理にちょっと遊び心を加えた料理。鶏のレバーパテのなつめジャム添えや青唐辛子が香るブッラータなどをお召し上がりください。
チーク・ビストロ 21 Boon Tat Street, Singapore 069620 +65 6221 1911
月曜日〜金曜日 正午〜午後2時30分、午後6時〜午後10時30分、土曜日 午後6時〜午後10時30分
シェフ・カンズ
不屈のシェフオーナー、アン・ソン・カンは、レストランの閉店、破産、ガン闘病にも負けず、2015年にシェフ・カンズをオープンしました。
テーブル5卓のみのくつろげる店内では、繊細な広東料理を味わえます。食材は地元の市場で仕入れた新鮮なものだけを使用。冬虫夏草の花を煮込んだ鴨のスープは、ぜひ味わうべき一品です。
シェフ・カンズ 25 Mackenzie Road, Singapore 228681 +65 6238 6263
火曜日~日曜日 午前11時30分〜午後2時、午後6時〜午後10時
コーナー・ハウス
地元出身のシェフ、ジェイソン・タンが抱く料理作りへの飽くなき探求心と情熱を体現しているレストラン、コーナー・ハウス。ハーブや植物を実験的に使ったガストロボタニカ料理を提供しています。シェフのジェイソンは、世界中を旅して得たものを料理作りのインスピレーションに昇華させています。このレストランは、世界をお皿の上で体験できるすばらしい場です。人気のビジネスランチョンメニューでは、クイーンズランド産アサヒガニ、「ウエストホルム」牧場の和牛ホホ肉、絶品ティラミスなどが登場します。
シンガポール植物園 1 Cluny Road (Nassim Gate Entrance), Singapore 259569 +65 6469 1000
火曜日~金曜日 正午~午後3時、午後6時30分〜午後11時、土曜日・日曜日 午前11時30分〜午後3時、午後6時30分〜午後11時
カット・バイ・ウルフギャング・パック
肉の通になれるカットでは、広葉樹の薪や炭で完璧に焼かれた最高級のステーキが食べられます。南カリフォルニア直送の農産物や食材で作られた、ボリュームたっぷりの本格的な料理をぜひお楽しみください。穀物飼料で飼育されたオーストラリア産アンガス牛や、宮崎県産和牛など、さまざまな種類の肉から選択できるので、赤身肉が好きな人にもおすすめです。
ザ・ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ® 2 Bayfront Avenue Suite B1-71, Singapore 018972 +65 6688 8517
月曜日~木曜日、日曜日 午後5時30分~午後10時、金曜日・土曜日 午後5時30分~午後11時
ガリバルディ
シックでトレンディな内装が魅力のガリバルディは、イタリア料理ファンのための気取らないファイン・ダイニング・スポットとして有名です。エグゼクティブオーナーシェフのロベルト・ガレッティは、2003年にレストランをオープンし、料理作りへの純粋な情熱をエネルギーに、振り返ることもなく突き進んできました。
4品コースの看板メニューには、「スペイン産タコ エアルームトマト添え」や「自家製フェットチーネ」が並びます。また、独創性豊かな6品コースには、「イタヤガイのソテー トリュフソースとチャイブ添え」や、「和牛 マスタードとポルチーニ茸添え」などが並びます。
ガリバルディ・イタリアン・レストラン&バー 36 Purvis Street #01–02, Singapore 188613 +65 6837 1468
毎日 正午〜午後2時30分、午後6時30分〜午後10時30分
ヒル・ストリート・タイホァ・ポークヌードル
タン・ジョーン・テオが1932年にヒル・ストリートで創業した「バク・チョー・ミー(挽肉入り麺)」の屋台では、シンガポールで最もお手頃なミシュラン星付き料理を提供しています。柔らかい豚肉、揚げた魚、餃子をのせ、美味しい酢のソースで食べるモチモチとした太麺は、ボリュームたっぷりです。
ヒル・ストリート・タイホァ・ポークヌードル 466 Crawford Lane #01-12, Singapore 190465 +65 6292 7477
毎日 午前9時30分~午後9時 (毎月第1、第3月曜日は休業)
イギーズ
巧みなモダンヨーロピアン料理やワインのセレクションが注目を集めるイギーズは、42席のガストロバー。新鮮な農産物のみを使った旬のメニューを堪能できます。ソムリエのイグナシアス・チャンの名前を冠したこのガストロバーは、2004年に開業しました。ワイン通にとっても、ワインと料理のペアリングの世界を深めたい人にとっても最高のお店です。
ヒルトンホテル 581 Orchard Road Level 3, Singapore 238883 +65 6732 2235
火曜日~土曜日 正午~午後1時30分、午後7時~午後9時30分
インペリアル・トレジャー・ファイン・テオチュー・キュイジーヌ
中国の潮汕地域発祥の潮州料理は、その控えめで洗練された味わいが特徴です。卓抜した料理を厳格に受け継いでいるインペリアル・トレジャー・ファイン・テオチュー・キュイジーヌでは、肉のマリネ、新鮮なシーフード、魅惑のデザートなどを堪能できます。
多様な味わいを求める冒険心豊かな方は、鴨舌、イカ、牛の胃袋のマリネ、鴨肉の蒸し煮などの盛り合わせを注文しましょう。
IONオーチャード 2 Orchard Turn #03-05, Singapore 238801 +65 6736 2118
月曜日〜金曜日 午前11時30分〜午後3時、午後6時〜午後11時、土曜日 午前11時〜午後3時、午後6時〜午後11時、日曜日 午前10時30分~午後3時、午後6時~午後11時
カーク・ウェストウェイの店「ジャーン」
抜群の美食を堪能できるモダンヨーロピアンレストラン、ジャーンは、シェフのカーク・ウェスタウェイが手がける職人技のメニューで有名です。「サンペレグリノ ヤングシェフ2015」の受賞者でもあるウェスタウェイは、イギリスのデボンで育ちました。その生い立ちが、素晴らしい農産物やディテールへのこだわりという精緻な調理スタイルに影響を与えています。
スイスホテル ザ スタンフォード 2 Stamford Road Level 70, Singapore 178882 +65 6837 3322
月曜日〜土曜日 午前11時45分〜午後1時、午後6時45分〜午後8時
ジャンナン・チュン
フォー・シーズンズ・ホテルに店を構えるジャンナン・チュンでは、多彩な広東料理を楽しめます。料理長のティム・ラムは、マカオ育ち。料理一家の生まれです。数多くの称賛を受けてきた業界経験24年のベテランは、アルティラ・マカオの「イン・レストラン」でチームを統率し、2017年にミシュラン1つ星を獲得しました。
魅力的な選りすぐりの点心に加えて、最も知られているのが名物の北京ダックです。メスキート材の薪を使ったオーブンでローストし、キャビアを添えて供しています。
フォー・シーズンズ・ホテル・シンガポール 190 Orchard Boulevard, Singapore 248646 +65 6831 7220
毎日 午前11時30分〜午後2時30分、午後6時〜午後10時30分
ラビリンス
ラビリンスでは、これまでにない斬新な調理法による、繊細な味わいの新しいシンガポール料理を味わえます。銀行業界から転身したオーナーシェフのハン・リ・ガンは、アットサンライス・グローバル・シェフ・アカデミーで料理の道に入り、「ガリバルディ」や「タヌキ・ロー・バー」で働いてきました。
ラビリンスのメニューでは、シンガポールの味と世界の味が融合しています。遊び心ある郷愁が広がる料理には、ウーロン茶で煮た茹で卵「茶葉蛋」や、「ア・ホァ・ケロン・ララ・クラム(XOサンバル、揚げワンタンの皮、空心菜で作る料理)」などがあります。
エスプラネード・モール 8 Raffles Avenue #02-23, Singapore 039802 +65 6223 4098
火曜日~金曜日 正午~午後2時30分、午後6時30分~午後11時 土曜日・日曜日 午後6時30分~午後11時
レイガーデン
香港、マカオ、中国に店舗を展開する、国際的に有名なレストランチェーン「レイガーデン」。そのルーツである伝統的な広東風料理に忠実であり続けています。湯煎スープや豚バラのクリスピーローストなどの見事な料理に加えて、一流のサービスでも知られているレストランです。
チャイムス 30 Victoria Street #01-24, Singapore 187996 +65 6339 3822
毎日 午前11時30分〜午後3時30分、午後6時〜午後10時30分
レルー[N]
この店の指揮を執るのは、評価の高いシェフ、クリストフ・レルー。食事の持つ社会性に主眼を置いたこのモダンなフレンチレストランでは、カウンター形式の席と親しさに満ちた雰囲気が、あたかも友人宅で食事をしているかのような感覚を呼び起こします。
ランチ、ディナーともに多彩なコースを用意しており、ゲストは料理を選ぶことはできないものの、その画期的な味わいと芸術的な盛り付けに触れれば、きっと満足されることでしょう。
レルー 3 Stanley Street, Singapore 068722 +65 6221 3639
火曜日~土曜日 正午~午後2時、午後6時30分~午後10時30分
リァオ・ファン香港油鶏飯麺
前身はつつましく商売をしていた料理人チャン・ホン・メンの屋台。それが今や、ソヤソース・チキンライスで世界に名だたる存在になりました。しかも、世界で最もお手頃なミシュラン星付き料理でもあります。世界的に有名なチキンライスのほかにも、ローストポークライスやポークリブライスなど、腹持ちの良い料理がたくさん揃っています。
Chinatown Complex Market & Food Centre 335 Smith St Singapore 050335 +65 6221 1668
月曜日〜土曜日 午前10時30分~午後3時30分
マ・キュイジーヌ
フランス料理をたっぷり堪能しながら、ワインへの認識を変えられるレストランが、マ・キュイジーヌです。クレイグ・ロード沿いの広いショップハウスに構えるこの店は、オーナーのアントニ・シャルムタンとマチュー・エスコフィエが創業しました。2人は、ヨーロッパ各地から600本超の厳選したワインを集めました。
「ハムとパセリのゼリー寄せテリーヌ」や「スパイス・ラムショルダー」などの料理が並ぶメニューは、マ・キュイジーヌのワインセレクションの引き立て役として選ばれました。
マ・キュイジーヌ 38 Craig Road, Singapore 089676 +65 6224 1838
月曜日〜土曜日 午後5時〜午後11時45分
メタ
変革、交代、変化を意味する「メタ」は、その名のとおり、ベースのフランス料理にアジアらしいアレンジを加えた料理を供しています。東洋と西洋が融合したメニューには、韓国や日本の風味が加えられたフランス伝統料理が並んでいます。
ヘッドシェフのサン・キムは、かの有名な和久田哲也の弟子です。修業の堂々たる成果は、イベリコ豚ポークチョップの「カイラン(中国ケール)」添えやビートルートの「トビコ(トビウオのタマゴ)」添えといった代表料理に表れています。
Meta. 1 Keong Saik Road, Singapore 089109 +65 6513 0898
月曜日、火曜日、土曜日 午後6時〜午後11時、水曜日~金曜日 正午〜午後2時30分、午後6時~午後11時
ノウリ
かつて「ザ・キッチン・アット・バカナリア」をミシュラン1つ星に導いた、オーナーシェフのアイヴァン・ブレへムがオープンした「ノウリ」。グローバルな着想を基に作られる料理は、人々の絆の中心にある「交差路の料理」という理念に基づいています。
中央のシェフズ・テーブルに座り、このレストランの料理の達人が腕を振るう様子を眺めましょう。メニューは週替わりとなっています。ランチタイムの「5品おまかせコースメニュー」がおすすめです。
ノウリ 72 Amoy Street, Singapore 069891 +65 6221 4148
月曜日・土曜日 午後6時~深夜0時、火曜日~金曜日 午前11時30分~午後3時、午後6時~深夜0時
プー・ティエン キッチナー・ロード店
福建省郊外の美しい街「甫田」にちなんで名付けられた、カジュアルな食堂。2000年にオープンし、現在ではその名を広く知られるようになりました。マレーシア、インド、中国に支店を展開しています。アサリの刻みニンニク蒸しなど、上品でシンプル、かつボリュームのある料理で有名です。
プー・ティエン キッチナー・ロード店 127 Kitchener Road, Singapore 208514 +65 6295 6358
毎日 午前11時30分〜午後3時、午後5時30分〜午後10時
レストラン ジャグ[N]
「レストラン ジャグ」で振舞われる料理は、繊細に香るサヴォワのハーブを取り入れるなど、シェフ ジェレミー・ギロンの同地への愛に満ち溢れています。
味覚を磨いてニュアンスを感じ取りたい美食好きは、「アラカルト」メニューから選べば、「ブーロー」(白樺)で風味を加えたフォアグラや、A7ランクの和牛のストリップロイン、「オーティ」(イラクサ)とインゲン豆添えといったメニューが揃っています。
レストラン ジャグ 76 Duxton Road, Singapore 089535 +65 3138 8477
火曜日~金曜日 正午〜午後2時、午後6時~午後10時、土曜日 午後6時~午後10時
ルバーブ・ル・レストラン
英国人シェフのポール・ロングワース氏が料理の道に進んだのは、ロンドンのコンラン・レストランズで見習いになった18歳の時。オー・プティ・サリュで3年間修業した後、2013年にルバーブ・ル・レストランをオープンしました。
くつろげる雰囲気に満ちたこのファインダイニングレストランでは、フランス料理にモダンなアプローチを加えています。初めて訪れる方には、バーズ社のカスタードパウダーを使った看板デザートのルバーブがおすすめです。
ルバーブ・ル・レストラン 3 Duxton Hill, Singapore 089589 +65 8127 5001
月曜日〜金曜日 正午〜午後2時15分、午後6時30分〜午後9時30分、土曜日 午後6時〜午後10時
シンジ・バイ・カネサカ(ブラス・バサー・ロード、タングリン・ロード)
本格的な日本の「おまかせ」を体験できる江戸前寿司屋です。指揮を執るのは、アムステルダムのホテルオークラ「山里」に3年勤務した、板前の押野亘一郎です。日本料理の厳格なしきたりを大切にしているこのお店は、崇高なにぎり寿司で知られています。
シンジ・バイ・カネサカ ブラス・バサー店(カールトンホテル) 76 Bras Basah Road Lobby Floor, Singapore 189558 +65 6338 6131
月曜日~土曜日 正午~午後3時、午後6時~午後10時30分
シンジ・バイ・カネサカ タングリン・ロード店(セント・レジス・ホテル) 29 Tanglin Road Lobby Floor, Singapore 247911 +65 6884 8239
月曜日~土曜日 正午~午後3時、午後6時~午後10時30分
サマー・パレス
豪奢なダイニング体験が楽しめる「サマー・パレス」では多彩な点心の数々を堪能しましょう。采配を振るうのは料理長のリウ・チン・ハイ。この道20年超の実績が裏付けるベテラン料理人です。
エグゼクティブシェフのリウが目指しているのは、新鮮な農産物を使った広東の家庭料理を提供することです。ロブスター、ホタテ、XO醤を使ったジャスミンライス炒飯がおすすめです。
リージェント・シンガポール、フォー・シーズンズ・ホテル 1 Cuscaden Road Level 3, Singapore 249715 +65 6725 3288
月曜日〜金曜日 正午〜午後2時30分、午後6時30分〜午後10時30分、土曜日・日曜日 午前11時30分〜午後2時30分、午後6時30分〜午後10時30分
サマー・パビリオン
エグゼクティブシェフのチェン・シウ・コンが料理の世界に入ったのは7歳の時。祖母の料理がきっかけでした。1996年にシンガポールに移る前は、香港のレイガーデンで腕を磨きました。彼はそこで、最高の食材の自然な味わいを引き出すために「控えめな調理法(本人が謙遜して使う呼称)」を用いることを学びました。
このお店の看板料理は、「ロブスターの身入りフィッシュスープ」、「イベリコ豚の焼き豚 蜂蜜ソースがけ」、「南アフリカ産アワビの蒸し煮 4個入り」などです。
ザ・リッツカールトン・ミレニア・シンガポール 7 Raffles Avenue, Singapore 039799 +65 6434 5286
毎日 午前11時30分〜午後2時30分、午後6時30分〜午後10時30分
鮨一
くつろげる雰囲気に満ちた23席の店内で、樹齢200年の杉のカウンターに座り、寿司職人が寿司を握る姿を眺めましょう。鮨一の指揮を執るシェフ、石橋正和が初めて寿司を握ったのは、彼が10歳の時です。「寿司を握り続けて26年たっても、まだまだ学ぶことはたくさんあります。学び続けることはシェフとして大事なことです」と、彼は話しています。
シンガポール・マリオット・タン・プラザ・ホテル 320 Orchard Road #01-04, Singapore 238865. +65 6235 5514
火曜日~土曜日 正午~午後2時30分、午後6時~午後11時、日曜日 正午〜午後2時30分、午後6時〜午後10時
鮨 来村
日本料理の繊細な味わいへのありがたみが深まる「鮨 来村」。かの有名な築地市場から届く厳選された旬の素材を使用した江戸前寿司を堪能できます。
シェフオーナーの木村共男は、寿司を握るという伝統の技を使いこなして20年超。おまかせ式メニューには、日本各地から仕入れた有機食材を用いています。
パレ・ルネッサンス 390 Orchard Road #01-07, Singapore 238871 +65 6734 3520
火曜日~日曜日 正午~午後3時、午後7時~午後10時
テーブル65 [N]
楽しいファイン・ダイニングの集まりなら、巧みなフュージョン料理が堪能できる「テーブル65」へ。堅苦しい形式とは一線を画したカジュアルで陽気なムードと、調理をするシェフとの対話を楽しめるオープンコンセプトが特徴。
「ニシンの燻製のキャビア添え」や「ヒラメのトリュフ添え」などの料理の数々を通じて、その味わいだけでなく画期的な盛り付けもご堪能ください。
リゾート・ワールド・セントーサ、ホテル・マイケル 26 Sentosa Gateway #01–104/105, Singapore 098138 +65 6577 7939
火曜日~金曜日 午後6時30分~午後10時30分、土曜日 正午〜午後2時、午後6時30分~午後10時30分
テラ [N]
「テラ」で提供される料理の源は紛れもなくイタリアン。ただし、この店に息を吹き込む哲学は日本文化からインスピレーションを受けています。
中原勢太シェフが、イタリアと日本両国の伝統料理の過去からの蓄積に対して抱く尊敬の念。日本から取り寄せた旬の素材と伝統的なイタリア料理とのマリアージュが楽しめる、彼のおまかせコースにその想いが表現されています。
テラ 54 Tras Street, Singapore 078993 +65 9751 2145
月曜日〜金曜日 正午〜午後2時30分、午後6時30分〜午後10時30分、土曜日 午後6時30分〜午後10時30分
ザ・ソング・オブ・インディア
白黒の伝統的なバンガローに店を構える「ザ・ソング・オブ・インディア」。周囲の洗練された雰囲気が、モダンインド料理の豪華さを演出しています。セットメニューは、ベジタリアンにも、ベジタリアン以外にも応える多種多様な料理がそろっています。ブッフェメニューには、バターチキン、ゴーンフィッシュカレー、ブロッコリとカリフラワーのタンドール焼きなどが並びます。
ザ・ソング・オブ・インディア 33 Scotts Road, Singapore 228226 +65 6836 0055
毎日 正午〜午後3時、午後6時〜午後11時
2つ星
サン・ピエール
シンガポールにおけるファイン・ダイニングのパイオニアであり、「ルレ・エ・シャトー」のグランシェフでもあるエマニュエル・ストローバントは、30年以上の料理経験を誇る、業界で名だたる存在です。
常に業界のトップに立ち、シンガポールの食のトレンドを牽引してきた「サン・ピエール」。その6品コースや10品コースは、舌の肥えた美食家をも満足させるご馳走です。アラカルト料理には、「特製骨付き鳩ロースト ワイルドマッシュルームと海苔添え」や、「毛ガニのコーンとレモングラス蒸し」などが揃っています。
ワン・フラトン 1 Fullerton Road #02-02B, Singapore 049213 +65 6438 0887
火曜日〜土曜日 午前11時30分〜午後3時、午後6時30分〜午後11時
四川飯店
「四川飯店」でスパイシーな料理を堪能しましょう。四川地方の名だたるピリ辛料理に、日本的なアレンジが加わっています。日本人シェフの陳健太郎が指揮を執るレストランは、一家に伝わるレシピそのままの麻婆豆腐で有名です。ほかにも、「蒸し魚の唐辛子かけ」や「牛肉ピリ辛煮込み」なども人気があります。
マンダリン・オーチャード・シンガポール 333 Orchard Road Level 35 Orchard Wing, Singapore 238867 +65 6831 6262 / +65 6831 6266
月曜日〜金曜日 正午〜午後3時、午後6時~午後10時、土曜日・日曜日 午前11時〜午後2時45分、午後6時〜午後10時
小康和
海の幸を「おまかせ」で楽しんでみませんか。「小康和」の日本料理は、まさに極上の味です。シェフのスズキマサヒロの完璧な料理の技が十二分に反映されている美味しい寿司には、かの有名な東京の築地市場からシンガポールに毎日空輸されている新鮮な魚介類が使われています。
ワン・フラトン 1 Fullerton Road #02-02A, Singapore 049213 +65 6423 9939
火曜日~土曜日 正午~午後3時、午後6時~午後11時、日曜日 午後6時~午後11時
ワクギン
ワクギンの10品デギュスタシオンメニューを味わえば、美食への陶酔の一途をたどること間違いありません。世界に名をはせる和久田哲也シェフが仕事への愛を込めて指揮を執るこのレストランでは、ヨーロッパ風の工夫を凝らしたモダン日本料理を供しています。
2019年6月26日時点では、改装のため一時閉店中です。営業再開日の詳細につきましては、同店のFacebookページをご確認ください。
ザ・ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ® 2 Bayfront Avenue L2-01, Singapore 018956 +65 6688 8507
毎日 午後5時30分~深夜0時
ゼン [N]
スカンジナビアを感じる体験をお探しでしたら、「ゼン」がおすすめです。シェフ兼オーナーのビヨルン・フランツェンがスカンジナビア料理をアップグレードしたミシュランガイド掲載店の新星は、2019年にいきなり2つ星を獲得しました。
スウェーデンで唯一のミシュラン3つ星獲得レストランである「フランツェン」の支店のひとつ「ゼン」。3階建ての店のすべてがそのメニューに凝縮されており、ゲストはそれぞれのフロアでアミューズと楽しむ一杯やモダンフレンチの数々、デザートを楽しむことができます。
ゼン 41 Bukit Pasoh Road, Singapore 089855 +65 6534 8880
火曜日~土曜日 完全予約制 詳細はこちら。
3つ星
レザミ
「レ・ザミ」とは、フランス語で「友達」のこと。フランス料理の長所をシンガポールに紹介したいと願う4人のパートナーを一言で表現しています。エグゼクティブシェフのセバスチャン・ルピノワは、フランス料理の卓越性を端的に表現するメニューを通して、このビジョンを完璧に形にしています。
「レザミ」は、シェフの細部におよぶ精緻なこだわりに加えて、旧世界のワインを中心に、3,000以上のセレクションを誇るセラーでも有名。アジア最大級のセレクションをお楽しみください。
ショー・センター 1 Scotts Road #01-16, Singapore 228208 +65 6733 2225
月曜日〜日曜日 正午~午後2時、午後7時〜午後9時
オデット
ナショナル・ギャラリー・シンガポールにあるモダンフレンチ・レストラン、「オデット」の指揮を執るのはオーナーシェフのジュリアン・ロワイエ。2018年度「世界のベストレストラン50」で28位にランクインしたほか、2017年度「レ・グランド・ターブル・ドゥ・モンド」を獲得するなど、数々の受賞歴を誇ります。
農家に生まれたシェフのジュリアンが最高の食材を調達して作り出す、折衷的な料理。平凡な食材と異国の食材から、時代を超えたダイニング体験が生まれます。フォアグラなどの定番フランス料理の魅力をぜひ満喫してください。さらに、シェフ ジュリアンが手がける看板料理、「55ミニッツ・スモークド・オーガニック・エッグ」もおすすめです。
ナショナル・ギャラリー・シンガポール 1 Saint Andrew’s Road, Singapore 178957 +65 6385 0498
月曜日 午後7時〜午後8時15分、火曜日~土曜日 正午〜午後1時15分、午後7時~午後8時15分