自然を残す沖合の島、野生生物が多く住むマングローブ湿地、人里離れた緑豊かな自然保護区があるシンガポールでは、自然スポットや自然保護区が美しく保全されています。

自然をテーマにした休暇を過ごしたい方や、太陽降り注ぐシンガポール島の生物多様性保全策について知りたい方に、おすすめのコースをご紹介します。

シンガポールで探る生物多様性

プラウ・ウビン・サイクリングツアー
プラウ・ウビン・サイクリングツアー

自転車でウビン島を一周して、自然の驚異やシンガポールの歴史との出会いを楽しみましょう。

プラウ・ウビン・サイクリングツアーのベテランガイドが案内する島一周サイクリングでは、チェック・ジャワ湿地などにも立ち寄ります。6つの異なる生態系はみごとに保全され、ビーチ、ラグーン、マングローブに、さまざまな鳥や動物が生息しています。


プラウ・ハントゥ潮間帯探検
プラウ・ハントゥ潮間帯探検

海洋生物の豊かな世界を垣間見ることができるのが、プラウ・ハントゥへの冒険です。プラウ・ハントゥは、知る人ぞ知る沖合の島です。海岸沿いを進む時には、アカエイやオコゼ、イソギンチャクをしっかり観察するのをお忘れなく。この美しい生息地にはサンゴ礁もあるので、生命力豊かに繁栄している生態系を知るチャンスです。


スンガイ・ブロー湿地保護区
スンガイ・ブロー湿地保護区

カニクイザル、キングコブラ、ビロードカワウソが暮らすスンガイ・ブロー湿地保護区は、シンガポール初にして唯一の湿地保護区です。500種を超える植物と動物が生息しています。この美しいマングローブ林は、ムナグロなどの渡り鳥の飛来地でもあり、バードウォッチングには絶好の場所です。


セントーサ・ナチュラリスト・ナイト・アドベンチャー
セントーサ・ナチュラリスト・ナイト・アドベンチャー

家族向けのアトラクションが満載のアイランドリゾートにとどまらず、セントーサ島では、保護された野生生物の驚くべき生態系も見られます。実は、最新アトラクションが林立しているにもかかわらず、この島の70%は二次熱帯雨林に覆われているため、熱帯の生物多様性を知るには最高の場所なのです。

セントーサ島の隠れた魅力を発見できるセントーサ・ナチュラリスト・ナイト・アドベンチャーでは、日没後のマウント・インビア・ネイチャートレイル沿いをご案内します。両生類から無脊椎動物まで、自然生息地で暮らす夜行性の生き物を観察するチャンスです。


ラブラドール自然保護区
ラブラドール自然保護区

海岸線の美しい眺め、緑豊かな木々が二次林の崖に広がるラブラドール自然保護区は、スロートラベルをのんびり満喫するにはうってつけのスポット。目をこらして森林限界を観察しましょう。この公園には、シキチョウやコウライウグイスといった多様な鳥種が生息しています。

この多様な生息地に住む生き物についてもっと詳しく知りたい方へのおすすめが、バーレイヤー・クリーク・ボードウォーク散策です。ここにはマングローブの木が高く伸び、シロハラウミワシやスマトラサギなどの鳥が生息しています。