朝9時から深夜までのコースで、おいしいシンガポールをご紹介。この「1Day フード・ガイド」で、食のパラダイスを存分に満喫しましょう!

1 ヤ・クン・カヤトースト
まずは、地元の人と同じように一日のスタートを切りましょう。ヤ・クン・カヤトーストで、シンガポールの典型的な朝食を味わってみてください。カヤトーストのおともに濃いめの地元のコーヒーをすすりながら、シンガポールのセントラルビジネス地区が活気を帯びていく様子を眺めましょう。カヤ(ココナッツと卵で作った伝統的なジャム)とたっぷりのバターの組み合わせによる濃厚な味わいと、炭火でトーストした薄いパンのコントラストが絶妙です。そのまま食べるのもおすすめですが、カヤトーストを半熟玉子につけたり、濃いコーヒーにつけたりして食べるローカルの食べ方もぜひお試しを。
MRTのダウンタウン線に乗ってテロック・アヤ駅まで行きましょう。そこから、チャイナ・ストリートまでは徒歩で移動します。

2 フォート・カニング・パーク
これまでに食べたことのある
MRTのダウンタウン線でフォート・カニング駅まで、もしくはタクシーでホテル・フォート・カニングまで移動しましょう。そこから徒歩で公園へ入っていきます。

3 ゲイラン・セライ・マーケット
午前11時15分:ゲイラン・セライ・マーケットでショッピング
地元の味を深く知る一番の方法は、ローカルマーケットに行くこと。ゲイラン・セライ・マーケットは、賑やかなゲイラン地区にあるシンガポール最大級の活気ある生鮮市場です。1964年の開設以来、地元マレー系コミュニティの中心となってきたこの市場では、肉や野菜、外国産の果物など、マレー系やインド・ムスリム系の食材が何でも揃います。常に賑わっているので、五感を全開にして、記憶に残るショッピングを楽しむ覚悟が必要です。また、典型的なマレーハウス風の正面玄関は絶好の撮影スポットです。ぜひ素敵な写真を撮って、インスタグラムに投稿してください。
乾物店や雑貨店では、スパイス・ガーデンで見かけたスパイスが購入できます。お土産に買って帰って、ご自宅でエキゾチックな料理に挑戦してみましょう。2階のフード
ドビー・ゴート駅またはシティホール駅からMRTに乗り、パヤ・レバ駅で下車しましょう。そこからゲイラン・セライ・マーケットまでは徒歩で向かいます。

4 キム・チュー・クエ・チャン
「Kim Choo Kueh Chang(金珠肉株:キム・チュー・クエ・チャン)」は、プラナカンの文化と料理、東南アジアおよびシンガポールの土着の海峡華人についてまとめて学ぶことができる理想のスポットです。キム・チュー・ギャラリーでは、プラナカンの衣装、装身具、
豚の角煮などが入った餅米のちまきを、お腹いっぱい味わいましょう。使われているスパイスの
ゲイラン・セライ・マーケットからイースト・コースト・ロードまでタクシーに乗り、カトン・ショッピング・センターを過ぎて「Kim Choo Gallery(キム・チュー・ギャラリー)」で降車。

5 ラッフルズホテル、シンガポール
街歩きでお腹が空いたら、シンガポール屈指の知名度を誇るランドマーク、ラッフルズホテルに向かいましょう。目指すはティフィン・ルームにある、3段トレイにきれいに盛り付けられた軽食です。このダイニングは、ランチやディナーには北インド料理を供していますが、午後には英国の伝統とハイティーを満喫できます。トレイには、上品なフィンガーサンドイッチ(サーモンとクリームチーズ、マヨネーズとチャイブで和えたタマゴなど)や美味な英国式ケーキ(イチゴとピスタチオの小さなタルト、バナナクランブルなど)などが並びます。
さらに、ブッフェには点心(蒸籠や小皿で運ばれてくる一口サイズの料理)も並んでいるので、シンガポールらしい軽食も同時に
ご注意:ドレスコードはスマートカジュアルです。ふさわしい服装で訪れるよう心がけましょう。
「キム・チュー・クー・チャン」からタクシーに乗って、ラッフルズホテルで降りましょう。

6 マックスウェル・ロード・フード・センター
絶品の屋台料理を味わってみたいなら、シンガポール屈指の人気を誇る食べ処、マックスウェル・フード・センターがおすすめです。一つ屋根の下に集まっている100軒余りの屋台が作る食欲をそそる料理がたくさん揃っています。
マックスウェル・フード・センター:シティホール駅からMRTに乗り、テロック・アヤ駅で下車しましょう。そこからマックスウェル・フード・センターまでは徒歩で向かいます。

7 アン・シャン・ヒル
ナイトライフを楽しむために、わざわざチャイナタウン地区を離れる必要はありません。クラブ・ストリートやアン・シャン・ヒルには、トレンディなバーや活気に満ちた酒場が並んでいます。まずはアモイ・ストリートにあるディン・ドンに行って、東南アジア風のカクテルや大小さまざまな料理を堪能しましょう。ウイスキーとラムに、パンダン、ココナッツクリーム、グラ・メラカ
マックスウェル・フード・センターからクラブ・ストリートやアン・シャン・ヒルまでは歩いて5分もかかりません。