シンガポール・サイエンス・センターの展示ブースを見学する子供たち

画像 Walter Lim

14のギャラリーに1,000を超える体験型展示が展開されているシンガポール・サイエンス・センターは、次世代のニュートンやアインシュタインにひらめきを与える格好のスポットです。

地表の亀裂から地球の中心まで歩いて、足元の地層を理解。もしくは、手のひらの熱を使ってエンジンを駆動させてみましょう。

20の常設展には楽しいアクティビティが揃っています。例えば「エコガーデン(Ecogarden)」には、多種多様な植物を、特別な手入れなしに栽培して展示しています。

「フォビア:恐怖を科学する」では、人前で話をすることに対する恐怖心から生き埋め恐怖症まで、勇敢な来館者が体験できる様々なシナリオを通して、恐怖心という原始的な感情を繊細に探ります。アマチュア地質学者や環境保護に興味がある方は、「地球:未開の惑星」を訪れてみましょう。ここでは、惑星や生態系に関する科学を深掘りすることができます。

楽しく学べる工夫を凝らしたショーやデモンストレーションが、毎日開催されています。凄まじい火災旋風のデモを安全に見学したり、オオゴキブリを手にのせてじっくり観察したり。天文台で星を見ることもできます。

シンガポール・サイエンス・センターのフォビアの展示

サイエンス・センターには、自慢のメインアトラクションがほかに2つあります。オムニ・シアターは、シンガポール唯一のドーム型アイマックス・シアター。映る世界に没頭してしまう、5階建ての高さを誇るスクリーンが特徴です。生き生きとした姿で登場する牙のあるマンモスをじっと見てみてください。踊る熊と目が合うことだってあります。

南国の都市シンガポールの冬を体験したいなら、ぜひ、シンガポール初の常設屋内スノー・センター「スノー・シティ」に。絶滅した動物の氷像が展示されている氷点下の世界で、雪の斜面をスノー・チューブに乗って風を切って滑り下りましょう。この施設では、家族みんなで楽しめるさまざまなイベントやアクティビティが毎日開催されています。

学びに終わりはありません。シンガポール・サイエンス・センターでは、老いも若きも工夫を凝らした展示物のとりこになること間違いありません。