朝
この日最初に訪れるのはリバーサファリ。川をテーマにした野生生物公園としてはアジアで初めての、そして唯一の存在です。象徴的な川には、240種近くの水生動物と陸生動物あわせて7,500匹以上が生息しています。
「アマゾン沈没雨林」、「コンゴ川」、「メコン川」などさまざまなエリアを探検し、水辺に暮らす野生生物を見てみましょう。
世界最大の淡水水族館のマナティーやピラルクは一見の価値があります。「マナティー・マニア」ツアーに参加すれば、穏やかな気質のマナティーを間近で観察できます。アマゾン・リバー・クエストのボートに乗って冒険の旅に出かけるのもよいでしょう。ジャガーやオオアリクイなど、周囲の景色に溶け込んでいて見つけるのが難しいアマゾンの野生生物に会えれば、忘れられない体験になります。
ジャイアントペリカン、カピバラなど才能あふれる動物が登場する最新のショー、「ワンス・アポン・ア・リバー」も見逃せません。ショーが終わった後に、お気に入りの動物たちと記念撮影をすることもできます。お帰りの前には、東南アジア最大のパンダ舎で暮らすジャイアントパンダのカイカイとジアジアに会いにいきましょう。
午後
午後は近くのシンガポール動物園に行って、たっぷり楽しみましょう。まずは、楽しい午後に向けて、「アーメン・レストラン」の本場のシンガポール料理でエネルギーをチャージ。
動物園は開放感のあるユニークな造りになっているため、本来の自然の生息地のような環境で暮らす動物を見学できます。フラジャイル・フォレストに入ると、マメジカのような動物が自由に歩き回る横を通ったり、世界初のオラウータンの放し飼いエリアで、高いところにぶら下がっているオランウータンの姿を見かけたりすることがあります。シマウマ、ゾウ、サイといった人気の動物に近づいて、餌をあげることもできます。
小さなお子様がいるなら、レインフォレスト・キッズワールドに行ってみましょう。ウサギ、モルモット、ハリネズミなどの小動物との触れ合いを楽しむことができます。カラフルなスプレー、クライマー、スライダー、チューブがそろうウェット・プレイ・エリアで、水しぶきをあげながら楽しい時間を過ごすのもおすすめです。もう少し年上の子どもなら、アーメン・メモリアルの隣にあるホビー・スポットに向かい、穏やかな貯水池を眺めながら、アクション満載のロープコースに挑戦してみましょう。
シンガポール動物園は、トリップアドバイザーのトラベラーズ・チョイス・アワード2018で世界の動物園トップ3に選ばれたことがあり、300種、2,400匹以上の動物が飼育されています。シャッターチャンスも豊富なうえ、楽しいショーや乗り物などもあるので、家族みんなで思い切り楽しい時間を過ごしましょう。
夜
日が暮れたら、ナイトサファリを訪れるのに絶好のタイミングです。夜行性の野生動物を集めた世界初の公園は、賞に輝いたこともあります。でもまずは、ウル・ウル・サファリ・レストランのバラエティ豊かなアジア料理でしっかり腹ごしらえしてから冒険に出発しましょう。
このサファリには、100種、約900匹の夜行性動物が暮らしています。その姿を観察する一番よい方法は、世界の6つの地域を巡るトラム・サファリに乗ることです。トラムで移動しながら、マレー・バク、アジア象、アフリカスイギュウなどの姿を探してみてください。
4本の遊歩道でも、夜行性動物を間近で見ることができます。レオパード・トレイルでは、ライオン見学ポイントでの餌やり中にインドライオンなどの大型のネコ科動物が動いている姿を目にするチャンスがあります。そのままイースト・ロッジ・トレイルに入り、ブチハイエナやマレートラを見に行きましょう。
この夜の最後は、フィッシング・キャット・トレイル沿いに新しくできたエクスプローラー・アウトポストで締めくくります。ここには、新たに加わった夜行性の動物、マタコミツオビアルマジロがいます。クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト・ショーもお見逃しなく。コツメカワウソやカピバラなど、人気の動物たちが登場します。