編集者注:現在、旅行は制限され世界中の人々が外出自粛や自宅待機を行っている状態ですが、状況が改善され再び安心して旅行ができるようになった時、この記事が次の旅先をシンガポールに決めるきっかけになれば幸いです。シンガポールにいらっしゃるまでの間、どうぞお元気でお過ごしください。近い将来のお越しをお待ちしております。

自然やアウトドアがお好きなら、都市部から離れて緑たっぷりのスペースで静かなひとときを過ごしませんか。

公園や庭園は国内のいたる所にあります。このガイドでは、国内を4つのメインエリアに分けて、お近くで新鮮な空気や緑の植物を堪能できる場所を見つけやすくしました。

シンガポール植物園のスワン・レイク

中央部

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは珍しい花、縦型ガーデン(別名スーパーツリー)、目を楽しませてくれる世界各地からの彫刻作品などにあふれた、3つのウォータフロントガーデンからなる驚きのパークです。

2つのスーパーツリーを結ぶ空中歩道を歩いて22メートルの高さからシンガポールの街並みを見たり、世界最大のガラスの温室に入ったり、落差35メートルの屋内滝を眺めたりしましょう。スーパーツリー・グローブ内でもっとも高い建物のてっぺんに位置するスーパーツリー・オブザーバトリーからは、長く記憶に残るマリーナ・ベイ地区の絶景を望むことができます。

シンガポール植物園もまたシンガポールを代表する必見スポットです。2015年にユネスコ世界遺産に指定されたこの緑のスペースは150年以上の歴史を誇り、国立蘭園、美しいスワン・レイク、植物に造詣が深い方の目を喜ばせる数多くの熱帯樹などの見どころにあふれています。

小さなお子様をお連れなら、ファーム、果樹園、小川や池が点在する木立などのあるジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデンがお勧めです。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリー 画像 Afur Wong
シンガポール植物園のヘリコニア

ハイキングがお好きな方は、マクリッチ・ネイチャートレイル&貯水池公園へ行きませんか。長さ11キロの自然遊歩道を歩き、公園内でもっとも高い2つの地点を結ぶ高さ250メートルの吊り橋ツリートップ・ウォークをぜひ渡ってください。

歴史に興味がある方は、フォート・カニング・パークへ直行しましょう。市内中心部の便利な場所にあり、19世紀に建造された要塞跡地フォート・ゲートをはじめとする数多くの史跡があるほか、スパイス・ガーデンといった他の見どころも豊富です。

中心部のすぐ外側には、ブキ・ティマ自然保護区が広がっています。サミット・トレイルに挑戦して、緑が生い茂るこのアセアン・ヘリテージ・パーク内にある、シンガポールでもっとも高い丘(164メートル)まで登ってみましょう。


南部
多種多様な植物が植えられたホート・パークのウォールガーデン

さらに南へ行くと、マウント・フェーバーホート・パークがあります。この2つのスポットへは、サザン・リッジーズと呼ばれる長さ10キロのトレイルを通って行くことができます。トレイル上には、シンガポールでもっとも高所にある歩道橋ヘンダーソン・ウェーブ、フォレスト・ウォークやキャノピー・ウォークなどの橋もあります。


北東部

セレタ貯水池は、ロワー・セレタ貯水池とアッパー・セレタ貯水池公園の2つのエリアに分かれています。

ロワー・セレタ貯水池の見どころには、ステージ、ヘリテージ・ブリッジ、バイオスウェール・レイン・ガーデン、お子様の水遊び場からなるファミリー・ベイなどがあります。桟橋はティラピアなどを狙って釣りを楽しむ人で賑わいます。

アッパー・セレタ貯水池公園は多くのトレイルがありランナーに人気です。ロケット型のタワーは上まで上ることができ、公園の息を吞むような絶景を楽しんでいただけます。


ポンゴル・ウォーターウェイの遊歩道の空中からの眺め

大人も子どもも楽しめるポンゴル・ウォーターウェイは、「ネイチャー・コーブ」、「レクリエーション・ゾーン」、「ヘリテージ・ゾーン」、「グリーン・ギャラリー」という4つのゾーンに分かれています。自転車をレンタルして公園内をサイクリングしたり、お子様を水遊び場で遊ばせたり、ウォーターウェイ沿いに棲むユニークな鳥を観察したり、この郊外の緑地の美しい夕景を写真に収めたりと、思い思いにお過ごしいただけます。


西部
スンガイ・ブロー湿地保護区の展望ポッド 画像 Vincent Chong

87ヘクタールの広さのスンガイ・ブロー湿地保護区が誇る生物多様性は、自然愛好家を惹きつけてやみません。この場所は1986年にマレーシア自然協会からのバードウォッチャーのグループによって最初に発見され、渡り鳥、カニ、アナジャコ、クロコダイルやカワウソまでが生息しています。

ボードウォークを散策して、保護区のあちこちに設置されている展望台から干潮時のマングローブや保護区内を見渡したり、おなじみの生物が自然の生息地で生活する様子を観察しましょう。

ジュロン・レイク・ガーデンは自然にたっぷり浸れる場所。90ヘクタールの広さの緑のオアシスは、レイクサイド・ガーデン、チャイニーズ・ガーデン、日本庭園、プロムナードなどで構成されています。

チャイニーズ・ガーデン、日本庭園、プロムナードは2021年にオープン予定ですが、自然を愛する人はそれまでレイクサイド・ガーデンでご家族と一緒にアウトドアを満喫していただけます。緑豊かなこのスペースは、さまざまな動物にヒントを得たクラブ・プレイやヘロン・プレイなどの遊び場にあふれています。タイダル・プレイやサンド・プレイなどでは、お子様は飽きずに遊びに熱中できます。「ララン」(東南アジアの伝統家屋の屋根材に使われていた草の種類)の野原や風光明媚な水辺のボードウォークは静かな散策を楽しみたいカップルにぴったりです。