自然と鳥を好む同志が集まって、唯一無二の鳥類の世界に対する情熱を堪能できる「バードパラダイス」。

ジュロン・バードパークの閉園により、2023年に「バードパラダイス」としてオープンし、再出発を遂げました。この真新しいバードパークは、シンガポール動物園ナイトサファリリバーワンダーを擁する野性動物との冒険へ誘う総合公園、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブにあります。

ハイライトは、アフリカの密集した熱帯雨林、南アフリカの湿地帯、東南アジアの水田、オーストラリアの乾燥したユーカリ林といった世界中の生息地を模した8つの鳥舎の中を歩いて見学することです。

もっと詳しく知りたい方は、この先を読み進んで知識を深めてください。

バードウォッチングの聖地

400種を超える約3,500羽の鳥が暮らす「バードパラダイス」は、その名に恥じない存在です。

8つの屋外鳥舎で、バードパークに住む多様な鳥に出会えるはずです。壮大な生息地は、来園者が見学を楽しめることはもちろん、愛らしいペンギンから魅惑の鳴禽類まで、このパークで暮らす鳥の生息地の生態系を模倣することも目的としています。

棚田や竹林の間を歩く「クオック・グループ・ウィングズ・オブ・アジア」には、シロトキコウなどの希少な鳥が生息しています。「ハート・オブ・アフリカ」で、森林渓谷や密集した熱帯雨林を探検するのもおすすめです。 

小さなお子様と訪れるなら、「オーシャンネットワークエクスプレス ペンギンコープ」にぜひお立ち寄りください。冷海水のペンギン生息地を再現するために、「ペンギンコーブ」では、ジェンツーペンギン、オウサマペンギン、イワトビペンギンなどの愛らしいペンギン種を飼育しています。

カラフルなオウムを肩に乗せる体験ができる「ロリー・ロフト」、ルリコノハドリやキガシラヒヨドリのさえずりを聞ける「ソング・オブ・ザ フォレスト」など、多感覚に訴える驚異の体験はほかにもまだまだあります。

飼育と保護

「バードパラダイス」は、旅行者や観光客にとって楽しい観光スポットであるだけでなく、鳥類保護の最前線を担う立場でもあります。この野生生物公園で飼育している種の24パーセントが絶滅危惧種に分類されており、動物公園で人間の飼育下にある割合も最高です。フィリピンワシ、ネグロスヒムネバト、アオキコンゴウインコなどが飼育されています。