ロータリー国際大会

Published: 2017年11月30日

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概要

ロータリー史上最大のアソシエーション会議「2024年ロータリー国際大会」のホスト国にシンガポールが決定

2024年のロータリー国際大会の誘致にシンガポールが成功。空前の規模となる団体会議の開催が決まっています。世界中の25,000名を超えるロータリー会員がシンガポールに集結して、出会いや交流、積極的かつ永続的な変化をコミュニティにもたらす方途についての知見の共有を図ります。年次ロータリー大会は、世界中のさまざまな都市で開催されます。シンガポールで前回開催された1999年には、約19,000人の参加者が出席しました。

今回の誘致を主導したのは、ロータリーの地域リーダーを務めるチュウ・ギム・ボク氏です。また、シンガポールやアジア太平洋地域周辺のロータリークラブの後押しを受けました。シンガポール政府観光局に加えて、さまざまな政府機関やビジネスイベント業界のステークホルダーも誘致成功に貢献しています。

チュウ・ギム・ボク氏のコメントです。「コミュニティサービスと友情に情熱を共有する献身的な仲間として、シンガポールのロータリー・ファミリーは、世界中のロータリアンの仲間を迎え、つながることを非常に楽しみにしています。また、我らがガーデンシティをゲストの方々に知っていただくさまざまな機会を設けられること、東南アジア地域で味わえる最高の体験を提供することができてうれしく思っています」。

「グローバルビジネスと知識の有力な拠点として、シンガポールはロータリーの年次大会にふさわしい開催地です」と語ったのは、国際ロータリー会長のイアン・H.S.ライズリー氏です。「ロータリーのグローバルな視座と文化的多様性に対するコミットメントから、ロータリー大会は『ミニ合衆国』と言われることが珍しくありません。地域と世界の人道的問題の持続的な解決策に対応するために、ボランティアによるグローバルネットワークが協力しています」。

世界中のロータリー会員が、地域社会をより良くすることを目指して立ち上がっています。また、平和および紛争解決、疾病予防・治療、水と衛生、母子の健康、基礎教育と識字能力、経済および地域社会の発展の各領域で、影響力が大きく持続可能なプロジェクトを実施することに、時間、エネルギー、情熱を注いでいます。

変化をもたらし続ける大会の開催にシンガポールが名乗りを上げた一環として、シンガポール・ロータリークラブは、2025年に向けて公衆衛生の進歩と衛生啓発に向けて取り組んでいる継承プロジェクトを推進する予定です。

2024年ロータリー国際大会の開催期間は5日間で、ワークショップ、フォーラム、ブレイクアウトセッション、エンターテインメント、その他のミーティングなどが行われます。開催場所はシンガポール・エクスポ・コンベンション&エキシビション・センターです。

「シングエックスは、ロータリー国際大会のおかげで、この誉れ高いイベントの主催者になるというまたとないチャンスを手にしました。これは、大規模な国際大会の運営に関する専門知識と実績をシングエックスがもっていることの証しです。シンガポールのサービスやインフラの支援をしっかり最大限に活用するつもりです。また、シンガポール政府観光局や業界パートナーと密に連携して、2024年ロータリー国際大会では参加者の皆様にとって記憶に残るイベントを実現してまいります」と、シングエックス・ホールディングスのアロイシウス・アランド氏は述べました。

ロータリーについて

ロータリーは、世界で最も急を要する人道的問題に献身的に取り組んでいるボランティアリーダーのグローバルネットワーク集団です。200超の国と地域に35,000超のクラブを有するロータリーは、120万人の会員をつないでいます。会員は、各自の地元における困窮家庭への支援からポリオのない世界へ向けた取り組みまで、地域及び世界レベルで暮らしの向上に取り組んでいます。詳しくはrotary.orgをご覧ください。