シンガポールが、2020年ライオンズクラブ国際大会の開催地として誘致に成功しました。この大会は、同団体が最も待ち望んでいるイベントの一つです。この年次イベントのシンガポール版は、S$5,800を超える観光収入を生み出すことが期待されているほか、20,000人の外国人参加者が見込まれています。
今回の誘致成功は、各種官公庁、ホテルパートナーや会議会場などのMICE産業ステークホルダーの助力の結晶です。
「世界のその他5都市を制し、シンガポールが選ばれたのは、世界トップクラスのホテル、レストラン、会議施設や優れた交通機関網があるからです」と、ライオンズクラブ国際協会の元国際会長で、国際大会委員長を務めるジョセフ・ウロブレフスキー氏は述べました。
シンガポール滞在中に、ライオンズクラブ会員は、ダイニング、ショッピング、エンターテインメント、観光の豊富なオプションを楽しむことができます。なお、インターナショナル・パレードに参加して楽しむこともできます。イベント週間のハイライトの一つであるパレードは、ホスト都市独自の文化テーマを掲げることも珍しくありません。半日間の市内パレードは、シンガポールにとって当地の文化の多様性を紹介するチャンスです。民族衣装を身にまとったメンバーが、現地の学校のマーチングバンドや山車と一緒に行進します。
視覚障害者向けサービスで一般に認められているLCIは、ほかに、「20/20 Vision(正常視力)」アイケアモデルに向けた取り組みを目指して、シンガポール国立眼科センター(Singapore National Eye Centre: SNEC)とのコラボレーションを模索しています。視力スクリーニング検査のパブリックイベントへのボランティア参加者が最多数となり、ギネス世界記録を樹立したことは、このコラボレーションの一例です。他とは一線を画す大会にすることで、2020年を後世に残る年にすべく、ライオンズクラブ国際協会は一歩踏み出しています。