航空宇宙およびロジスティクス

概要

盛況下のシンガポールの航空宇宙、ロジスティクス、海運業界

航空宇宙拠点

> 130社

航空宇宙企業数1

10%

世界のメンテナンス・リペア・オーバーホール(MRO)活動に占める割合2

拠点数

25

世界トップのロジスティクス企業3

常時

トップ10

ロジスティクス能力&輸送の適時性でランクイン4

都市網

600港

123か国200社の海運会社3

カバー率

60%

世界のGDPに占める割合3

アジア経済の成長に伴い、ロジスティクス業界が急成長しています5。また、スピードと効率に優れた陸海空連携の輸送網に対する需要も高まっています。

商機急増の真っ只中で、多数の航空宇宙企業、ロジスティクス企業、海運企業の地域本部としての役割を果たしているのが、シンガポールです。各社が注目しているのは、シンガポール航空アカデミーやシンガポール海事研究機構などの専門教育施設での学びを生かして働く、世界トップクラスの労働力です。また、陸海両方の経路上、戦略的位置にあることも魅力となっています。

企業や業界が成長・進化し続ける間も、シンガポールは発展の最前線にあり続ける態勢を整え、環境配慮型の輸送ソリューションやロジスティクスのイノベーションなどの今後の課題についての対話を先導しています。

航空宇宙&ロジスティクス向けのイベントをシンガポールで開催する理由

航空宇宙企業とロジスティクス企業が集中するシンガポールで、同業界の支援に向けた地域イベントの開催は、当然の選択肢となるでしょう。

地域本社、グローバル本社の拠点

すでに多数のグローバル企業がシンガポールに拠点を構えているため、イベントへの参加、人脈づくり、講演を通じて、ソートリーダーや業界の大物にアプローチしやすい環境です。これが、東南アジアからの参加者にとって強い誘因になっています。

  • エアバス社

    シンガポールには、エアバス社の商用機、軍用機、人工衛星、ヘリコプター事業の地域拠点があります。同社は50年超にわたって営利を超えたつながりをシンガポールと築き、地域の顧客サポート、保守、研修の各業務を中心とする現地法人に多額の投資を行っています。
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  • タレス社

    1973年にシンガポールで創設されたタレス社は、地域での拠点活動を展開し続けています。シンガポールにおける同グループの業務の注目点として、グループ最大のアビオニクス修理施設をシンガポールで運営しているほか、シンガポール民間航空庁と密に協力してシンガポールの航空交通における管理構造を進化させています。
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  • DHL社

    1972年にシンガポール事務所を創設。長年にわたって継続的にシンガポールへの投資を行ってきました。2016年にはS$1億4,000万を投じて24時間稼働の自動設備を立ち上げ、業界初の完全自動による特急小包仕分け・処理システムを東南アジアで展開しています。
  • DBシェンカー社

    シンガポール国内に合計13の施設を保有しており、約5万平方メートルに及ぶ同社最大の施設へのグローバル規模の投資も、その一例です。シンガポール国内の最新施設には、航空貨物の輸入を40%までスピードアップできる自動化技術やエネルギー消費を35%まで削減できるサステナブルな機能も備わっています。
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業界見本市

グローバル輸送・ロジスティクスのリーダーとしての確固たる地位を確立しているシンガポールには、技術イノベーションや「業界初」の事例が多数あります。

例えば、約320ヘクタールに広がる最先端のセレター・エアロスペース・パークでは、製造、アフターサービス、研究開発などの活動を総合的に行っています。ドイツ国外で初のルフトハンザ・イノベーション・ハブとして完全なコールドチェーンを実現しているほか、アジア太平洋地域における医薬品の統合と流通のための航空貨物拠点として人気の高いファーマ@チャンギでは、アジアの旅行とモビリティのデジタル化について、特定市場の開発に関わる調査活動を集中的に行っています。

海運業界については、シンガポールでは2021年末から段階的に開港するトゥアス・メガポートに期待を寄せています。同港の特徴は、飛躍的な進歩を遂げる自動クレーンや無人車両などと、50%に上る炭素排出量の削減であり、一層の環境配慮と継続的な技術革新が共存する港になります。

移動に不便のないコンパクトな市内には優れた技術革新が存在しており、関連イベントの充実さを確実に図ることができます。参加者を会議室やコンベンションホールから現場見学に連れ出せば、エキスパートと交流して業界の新たな可能性について学ぶことができます。

サステナビリティの確保

グローバル輸送業界やロジスティクス業界は、炭素排出や騒音公害といった点で、環境への影響や問題に取り組まざるを得ない状況下にありますが、シンガポールは、これらの業界が長期的にサステナビリティ上のニーズを十分に受け入れながら、繁栄し続けていくことができる活路をすでに見いだしています。

今日、サステナブルな旅行やロジスティクスという話題が、コンファレンスやイベントの中心的なディスカッションのテーマになっており、すでに業界の多くの企業が、よりクリーンでサステナビリティに優れた施策を取り入れています。

シンガポールのサステナビリティに向けた取り組みの具体的な好例が、ソーラーパネルの利用です。初めて使用されたのは2020年、Singapore Airshowへの電力支援が目的でした。

こうした発想によって、新たに大きな責任を伝える伝道者として、重要な役割を果たすシンガポールは、今後も、ロジスティクスセクターの拠点であり続けることができるでしょう。

インスピレーションの源

航空宇宙・海運関連の有力な展示会の開催実績が豊富なシンガポールが、必要な専門知識と経験を提供してイベントをサポートします。以下は、注目すべきシンガポールでのイベント開催例です。

Singapore Airshow

世界三大航空ショーの一つで、アジア最大の航空宇宙・防衛展示会。政府高官から世界中の航空関連企業の上級幹部まで、あらゆる顔ぶれが訪れます。

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Rotorcraft Asia & Unmanned Systems Asia

アジア初のヘリコプター、無人システム、アーバンエアモビリティ、自動運転車を専門とするショーです。

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Singapore Maritime Week

世界中の海事コミュニティが年に1回集まる場で、業界の重要問題の提起や意見交換を行い、セクターの成長を図ります。

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Sea Asia

アジアの海運・オフショア関連のアンカーイベント。海事産業のための交流、商談、最新情報の入手、新製品・サービス紹介を先駆するプラットフォームとして認められています。

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Asia Pacific Maritime

サービス、ソリューション、技術、船舶設備、機械、供給品など、各種船舶セクターの全体像を紹介するアジア屈指の展示会及びコンファレンスです。

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