2019年のインターネット普及率は82%、各種インターネット接続オプションを利用できるシンガポールでは、接続方法を探すのは簡単です。Wi-Fiホットスポットからプリペイドデータプランまで、インターネット接続を始めるための方法をいくつかご紹介します。

プリペイドSIMカード

引き続き携帯電話からの通話やメッセージ送信をご希望の場合は、シンガポールのプリペイドSIMカードのご購入をおすすめします。実績豊富な現地電話会社のM1Singtel(シングテル)Starhub(スターハブ)が様々なパッケージを提供していますので、ご自身のニーズに合うプランをお選びください。

国内・国際通話とSMS用のセット料金から選択することが可能で、現地でのモバイル通信は様々なデータ量から選ぶことができます。利用期間は通常5日間~30日で、31日以上の設定もあります。

プリペイドSIMカードは、電話会社の小売カウンター、島内各地のセブンイレブンやCheers(チアーズ)などのコンビニエンスストアのほか、シンガポール・チャンギ空港にいくつもあるチャンギ・レコメンズのブースや電話会社の小売カウンターで手軽に購入いただけます。

プリペイドSIMカードの購入時には、登録用にパスポートをご提示いただく必要があります。

ロイヤルプラザの無料モバイルWi-Fiデバイス

ポケットWi-Fi

また、ポケットWi-Fiデバイスを使用して、複数のデバイスからインターネットに接続することもできます。

これは全島でデータにアクセスできるモバイルホットスポットで、ノートPC、タブレットやスマートフォンを利用可能です。この方法は、いくつかのデバイスをお持ちで、Wi-Fi接続が必要であり、あまり通話をしない方におすすめです。

ポケットWi-Fiは、シンガポール・チャンギ空港内のチャンギ・レコメンズカウンターでレンタルすることができます。レンタルしたデバイスは、お帰りのフライトに乗る前にチャンギ・レコメンズのカウンターで返却できるので便利です。

シンガポールにはほかにもポケットWi-Fiのレンタル会社があります。インターネットで検索して事前に登録すれば、Y5BuddyRentafiといった各社が、たいていの場合、手頃な料金のデバイス配送・返却サービスを用意しています。

ナショナル・ギャラリー・シンガポールのファサード

無料の公共Wi-Fi

また、Wi-Fiホットスポットも、シンガポール全域の様々な公共エリアや商業施設でご利用いただけます。ここではその一例をご紹介します。

Wireless@SG
これはシンガポール全域で提供されているWi-Fiサービスで、ショッピング・モール、博物館、MRTの駅、公共図書館など、多数の場所でホットスポットを利用できます。

最新のホットスポット一覧は、こちらでご確認ください。また、このサービスを利用できる場所にはWireless@SGのステッカーが貼られていますので周囲を見回してみてください。お手持ちのデバイスにはSSID Wireless@SGと表示されます。

接続するには、Wireless@SGのホットスポットでご自身の外国の携帯電話番号を使用してアカウント登録を行います。登録後、SMSメッセージでログインの詳細が送信されます。海外手数料が適用される場合があります。

チャンギ空港
チャンギ空港の公共エリアとトランジットエリアでは、#Wi-Fi@Changiを使用して無料のWi-Fiサービスをご利用いただけます。詳細は、こちらをご覧ください

ショッピング・モール
シンガポールの一部のショッピング・モール、レストラン、カフェでは無料のWi-Fiサービスを提供しており、ログインして利用することができます。

このサービスを利用できる場所には通常その表示がされていますが、Wi-Fiアクセスについてはショッピング・モールのインフォメーション・カウンターにお気軽にお問い合わせください。

2Gネットワーク

2017年以降、シンガポール国内での2Gネットワークサービスの提供は終了しています。

シンガポールを訪問される皆様は、3Gまたは4G対応のモバイルデバイスをお持ちいただきますようお願いいたします。

ご利用の通信会社が3Gまたは4Gのローミングに対応していない場合は、ご到着時にプリペイドタイプのSIMカードをご購入いただけますので、すぐに接続環境をご利用いただけるようになります。