シンガポールは優れた医療水準で知られています。2012年には、ブルームバーグの「世界で最も健康な国々」ランキングの首位になりました。2014年には、世界で最も効率的な医療体制にランクされました。健全な医療体制を構築することをシンガポールは優先しています。世界理学療法連盟学会(WCPT)の開催地として最適なのは、そのためです。 

概要

第17回世界理学療法連盟学会は、2015年5月1~4日にシンガポールのサンテック・シンガポール国際会議展示場で開催されました。理学療法に関して世界に意見を表明できる唯一の手段であり、111の加盟団体を通して世界各地380,000余名の理学療法士が会員となっています。 

また、世界中の理学療法士にとっては、最新の研究に関するディベート、パネルディスカッション、シンポジウム、発表を通して理学療法分野の重要問題や困難な問題を話し合う最も重要なプラットフォームです。シンガポール理学療法協会(Singapore Physiotherapy Association: SPA)前プレジデントのゴー・アー・チェン准教授が、本イベントのオープニングスピーカーを務めました。 

「他国の大所帯の理学療法団体に比べて我々は小規模で比較的若い団体なので、この学会は我々の晴れ姿です」と語る、SPAプレジデントのチェリア・タン准教授。
ハイライト

イベントに集まったのは、114カ国3,400余名。3日間のイベント期間中、参加者には25の集中シンポジウム、33のネットワーキングセッション、11の公開討論会やディベート、15を超えるセミナー、2,000件以上の抄録の発表に参加する機会がありました。このプログラムは、理学療法界のさまざまな部門にわたって最良の理学療法に関する研究、教育、実践、サービス提供を紹介することを目的としたものです。また、参加者にとっては、世界各地の同業者との人脈づくりや交流のチャンスでもありました。 

SPAはまた、マリーナ・ベイ周辺を走るファンラン、ピラティス、卓球、気功、競争の激しいジェンズ(羽根蹴り)ゲームなど、参加者がシンガポール滞在中に参加できる楽しいアクティビティも多数用意しました。

さらに、展示ホールにはシンガポール・ハウスを設置し、オンラインブログ(askmeaboutSingapore.wordpress.com)を始めて、当地の文化や風景を参加者に紹介しています。シンガポールで会議を開催することのメリットは世界一流の施設や宿泊施設だけではありません。海外からのゲストが母国にいるような感覚になる活気に満ちた多文化都市であることもまた利点なのです。