概要

食品小売業をとりまく環境では競争が極めて激しく、食品小売チェーンのスパーUKは、ステークホルダーに関与し、将来の成長に拍車をかけることによって、市場での立場向上を常に目指しています。2年ごとに海外で開催される会議では、約400名のスパーUK独立小売店オーナーにスパーの現行イニシアチブに関して最新情報を伝え、売上高アップへのアドバイスを行っています。

このコンベンションには、リテーラー、サプライヤー、スタッフのインセンティブ旅行としての役割もあります。スパーUK会議の開催は40年以上になり、1990年に初めてアジアで会議を開いた際はシンガポールに450名の参加者が集まりました。シンガポールが選ばれたのは、飛行機の接続が良く、移動しやすいためでした。

アジアの主要玄関口の一つとして、参加者は、余暇や仕事のために滞在を延長することもできました。犯罪率の低さや政治の安定も、参加者にとっては、シンガポールが安全な旅先だという安心材料になりました。

スパーUKは2014年会議の開催地にもアジアを検討していました。シンガポールで会議を開催することによって、気分転換になることはもちろん、新しい方法でリテーラーにインスピレーションを与えられる支援となります。なにしろ、シンガポールの国としての飛躍的進歩や、効率的で継続的な改善に対する高い評判は、会議のテーマである「Growing Together(共に成長する)」と一致していたのですから。

スパーUKが小売重視の開催地を求めていたもう一つの要素は、参加者が新たな学びを持ち帰れる場所というものでした。小売拡大となれば、シンガポールは、アジア太平洋地域で極めて人気の高い都市です。シンガポールへの小売業新規参入が多いのは、同国の国際的な消費者基盤を考えると、東南アジア市場を試験したり、ブランド認知を構築したりできるからです。

シャングリ・ラ・ラサ・セントーサ・リゾート&スパで2014年5月4日~9日に開催された「第32回スパーUKコンベンション」には、スパーのリテーラーとその家族、ロンドン本社スタッフ、多数のサプライヤーからなる参加者340名が参加しました。

実施

同社は会議プログラムの制作、旅行手配の管理、ロジスティクス、参加者の管理をタッチ・アソシエイツ社に依頼。視聴覚製品をピラミッドAV社に任せました。6日間の会議では、スパーUKの上級メンバーや外部ビジネス専門家が参加者にスパーや業界の最新情報を報告したほか、地域ディストリビューションセンター、サプライヤー、リテーラーによるブレイクアウトセッションも行われました。仕事ばかりで遊びがなかったわけではなく、参加者には、終始、楽しいアクティビティや文化体験が多彩に用意されていました。