概要

シンガポールの堅調なMICE産業の一つの重要な要因となっているのが、コンファレンスやイベントの主催地としてのシンガポールを海外の専門家のネットワークに勧めている主要産業の一流専門家の取り組みです。シンガポール政府観光局(STB)傘下のコンファレンス・アンバサダー・プログラムとして集められた専門家たちは、支援役として多種多様な国際団体の信頼できる評価や広い人脈を生かすことによって、取り組みの先頭に立ち、開催国としてのシンガポールの能力を訴えています。

IUMS国際会議は3年ごとに開催され、国際細菌学・応用微生物学会議(International Congress of Bacteriology and Applied Microbiology)、真菌学会議(International Congress of Mycology)、国際ウイルス学会議(International Congresses of Virology)という3つの主だった共催イベントで構成されています。 併催されるこれら3つの会議に、細菌学の極めて優秀な研究者や専門家が非常に幅広く、最も多く集まります。これらの会議は、ごく最近の微生物研究の進展について情報共有、協力、討論を促すもので、微生物学のさまざまな分野の人々が人脈をつくり、交流する良い機会でもあります。

リー教授によると、ただビジョンによりこの会議が編成されたのではないとのこと。「使命と責任感もあります。私はシンガポール人ですが、会議を企画するまで今まで行ったことがない場所がたくさんあることに気づきませんでした。そういう場所を、皆さんと分かち合いたいではありませんか。一生の友兼仕事のパートナーをたくさんつくってください」と、リー教授はTTGassociationsとのインタビューに答えています。リー教授にとって、会議は新しいアイデアやインスピレーションの泉です。「誰かから、どうしてこれまで手つかずだったんだ? なぜ自分にはできないのか?と考える気にさせられるのが、この時なのです。」 インタビューの中で、リー教授はそう述べています。シンガポールにとってさらに重要なのが、情報を共有し知識を増やすことです。シンガポールという国は非常に小さいので、専門家は知識の共有を求めて他国の仲間と接触する必要があるからです。