見本市ハイライト

10月29日、「ITBアジア2014」は、初のCSRデーを発足しました。この日のイベントとコンファレンスで行われたのは、経済的、社会倫理的、環境的に責任をもてるツーリズムに関するディスカッションです。また、新しい「ITB-ナショナルジオグラフィック・ワールド・レガシー・アワード」のファイナリストも発表されました。この賞は、持続可能なツーリズムのありかたを切り開いている組織を称えるものです。

4年目となるITBアジアは、ワイルド・アジアやザ・ブルー・ヨンダーとともに一連の「レスポンシブル・ツーリズム(責任ある旅行)」イベントを4年連続主催。対話型セミナーやワークショップを通して、ベテランのツーリズム専門家がコミュニティツーリズムや持続可能な実践に関する専門知識を共有しました。持続可能性に関するメッセージをさらに裏打ちしたのが、ITBアジア最終日に行われた「レスポンシブル・ツーリズム・フォーラム」です。講演者たちが持続可能なツーリズムの基準について話し合い、持続可能性を実現するための実践的なツールやアプリケーションを提示しました。

「ワイルド・アジア・レスポンシブル・ツーリズム・アワード2014」の入賞者の発表のほか、志を一つにする参加者たちに、国際レスポンシブル・ツーリズム・ネットワーキング・イベントに集まる機会を設けて、この日は幕を閉じました。

ITBアジアは、旅行業界の主要意志決定者に持続可能性に関する啓発を行うための重要なプラットフォームです。主導的な取り組みを通して、持続可能性に関する対話をさらに進め、可能な限り企業や個人が環境配慮を強化するよう促すことが、ITBアジアの願いです。- マリーナベイ・サンズコンベンション&エキシビション担当最高執行責任者兼バイスプレジデント、ベニー・ジン
見本市の運営ぶり

「ITBアジア2014」には、世界108カ国9,650人がトレード参加者が出席。マリーナベイ・サンズチームとITBアジアチームが共に取り組み、結果として全体の二酸化炭素排出量を34パーセント削減。2012年に399トンだった排出量は2014年に262トンまで減少し、5パーセント削減という当初の狙いを上回りました。

3日間の合計エネルギー消費量は2012年から34.5パーセントの削減となり、閉幕時には2.6トンのパンフレットが収集され、再利用されました。さらに、イベントで生じた二酸化炭素排出量を、マリーナベイ・サンズのパートナーである社会的企業「カーボン・ストーリー」を介して、地域で行われている2つの気候変動軽減プロジェクトへのカーボンクレジット投資により完全に相殺されたため、「ITBアジア2014」は完全にカーボンニュートラルなイベントになりました。