概要

シンガポールのMICE産業に朗報――第12回Conference on Lasers and Electro-Optics Pacific Rim(CLEO PR)が2017年にシンガポールで開催されます。この一流イベントにより、シンガポールで活況を呈しているMICE産業が一段と盛り上がります。この成功に終わった入札の先頭に立ったのは、南洋理工大学電気電子工学科フォトニクス・センター・オブ・エクセレンスディレクターでディレクター兼教授を務めるペリー・シャム教授でした。シンガポールMICE産業のステークホルダーやシンガポール政府観光局(STB)が、シンガポールに多数のイベントを誘致することを目指してどのように一致協力したか。今回の入札成功は、その素晴らしいケーススタディとなります。

米国を拠点に年2回学会を開催し、約1,000人が参加するCLEO PRは、科学・技術光学の国際フォーラムです。レーザーおよび光電子の各分野が一つになり、基礎研究から工業利用までに至るレーザー技術のあらゆる側面が一堂に会する場です。学会期間中、参加者は、科学者の先駆的な研究に耳を傾け、発表し、アイデアを共有し、仲間や専門家との人脈づくりを行います。また、エキスポもこの学会の特徴であるため、参加者や一般市民が最新技術のデモンストレーションを見学できます。同学会は2013年に日本で、2015年に韓国で開催されています。シンガポールが2017年第12回学会を開催する機会をついに勝ち取ったのは、シャム教授率いるチームの尽力の賜物です。

シャム教授は、「コンファレンス・アンバサダー・プログラム」のメンバーです。このプログラムは、各メンバーの職業上の国際ネットワークにおいて、シンガポールでのコンファレンスやイベント開催を提唱する主要産業(例:医学、エンジニアリング)の一流専門家のネットワークです。シャム教授が果たした成功のうち、教授がキーパーソンとなって開催に持ち込んだ「Photonics Global Conference@Singapore」は2010年に始まった半年ごとのイベントで、今やフォトニクス関連では一流の学会となっています。シャム教授は、世界最大のエンジニアリング協会であるシンガポールIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers: 電気電子技術者協会)の創設メンバーです。 また、国際コンファレンスでさまざまな地位に就いています。シンガポールでの主要MICEイベント開催を推進したことから、シャム教授は、シンガポール政府観光局主催「2013年シンガポール・エクスペリエンス・アワード」でビジネスイベントアンバサダーとして表彰されました。