ステキなパーティのBGMやワークアウト用ミックステープにプラスしたい曲。そんな範疇を超えた最高の音楽を聴いて、新しいイマジネーションの領域に踏み込みましょう。

太陽降り注ぐシンガポールを訪れることができない今、シンガポールのミュージシャンだけで構成されたプレイリストを聴けば、旅に負けず劣らずの楽しみを堪能できます。

心静まるビートや力みなぎるロックミュージックのムードに浸れるローカルバンドの音楽を、ぜひお聴きください。

もちろん、ライブパフォーマンスに勝るものはないので、次回シンガポールを訪れる際には、エスプラネード - シアターズ・オン・ザ・ベイといったワールドクラスのコンサートホールで、彼らアーティストをチェックすることをお忘れなく。

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Marc Gabriel Loh / .gif 画像 Marc Gabriel Loh / .gif

ジャンル:インディーエレクトロ

切ないボーカルと魅惑のビート、シュールな電子楽器を組み合わせた[.GIF]の音楽には、癒し、意外性、インスピレーションが次々と登場します。

ボーカリストのウェイシュと楽器演奏担当のディンの独創性が光るこのインディーエレクトロデュオは、2013年の結成以来、魅惑的な音楽を創作してきました。元は教師だった2人は、音楽への情熱を追究するために学問の世界を後にしました。

このバンドのデビューフルレングスアルバム『soma』は、多数の文学や映画の影響を受けて2015年にリリース(アルバム名のコンセプトは、オルダス・ハクスリーのディストピア小説『すばらしい新世界』)。

juvenile』、『song six』、『disquiet』などの曲が、人を物思いや郷愁に誘い、渇望をかき立てます。

曲の販売サイト:Spotify、バンド公式ウェブサイト


Caracal

ジャンル:ロック/メタルコア

絶好調のギター、豪気なダブルベースドラム、複雑なロックのハーモニーがお好きなら、このバンドを要チェック。

シンガポールのアンダーグラウンドロックシーンのレジェンド「Caracal」は、力強いリフ、熱狂的なポストハードコアナンバーを、2008年の結成以来この世に送り出しています。

リードボーカルのレイチェル・ルーの声域は広く、ハスキーボイスでブルース風の音色を、『Hook Line Sinker』、『Mouth of Madness』などのヘッドバンギングな曲で惜しげなく披露。どちらも2018年にリリースしたEP『Take It Apart And Put It Back Together』に入っています。

曲の販売サイト:Spotify、Bandcamp


チャーリー・リム
シンガポールのシンガーソングライター、チャーリー・リムの画像 画像 Lee Chang Ming / Charlie Lim Music

ジャンル:ポップス

ローカルシンガーソングライターのチャーリー・リムの音楽は、年月を重ねるにつれ、アコースティックメランコリア、ネオソウル、ポストロック、エレクトロポップの融合へと変化を遂げてきました。

この才能豊かなミュージシャンが数十年にわたってつくり続けてきたのは、心に残るエレクトロポップミュージックです。インスピレーションの源は、ジュフ・バークレーやジョン・メイヤーといった音楽のレジェンドたちでした。『Pedestal』などのファンクやR&B風の曲、メローなエレクトロビートの『Circles』には、エレクトロニックの影響が現れています。

2011年、セルフタイトルのEPでデビューした彼は、シンガポール内外で話題を呼び、モザイク・ミュージック・フェスティバルでのステージはチケットが売り切れになるほど。『Time/Space』と『Check-Hook』の2つのアルバムでは、シンガポールのiTunes第1位を飾りました。

曲の販売サイト:Spotify、iTunes、アーティスト公式ウェブサイト


ジェントルボーンズ
 シンガポール人シンガーソングライター、ジョエル・タン(別名ジェントルボーンズ)の画像

ジャンル:ポップス

若々しい声とキャッチーなメロディ、そして愁いのある歌詞が特徴のジョエル・タン(別名ジェントル・ボーンズ)は、シンガポール屈指の人気アーティストです。

デビュー作のセルフタイトルEPは、2013年の初リリース時にiTunesチャートで第1位を獲得。そしてその2年後、この若きアーティストはユニバーサル ミュージック シンガポールと契約した初のシンガポール人アーティストとなり、話題を呼びました。

Coldplayなどのバンドが好きな方は、チャーリーの曲『Settle Down』をぜひ聴いてみてください。一度聴いたら忘れられない歌詞とメロディーに、彼の優れたスキルがばっちり現れています。

曲の販売サイト:Spotify、iTunes、その他各種プラットフォーム


Hanging Up The Moon
バンド「Hanging Up the Moon」のデジタルイラストレーション

ジャンル:アコースティック

伝説的な存在となっている今はなきローカルバンド、Concave Screamの生みの親、シーン・ラム。その彼が率いるHanging Up The Moonがつくる沈思黙考の複雑なアコースティックトラックは、雨の日に最適。

本業のインタラクティブデザイナーで受賞歴があるにもかかわらず、音楽の領域でも、芸名を使って4つのアルバムをフルリリースするという驚異的な成果をあげています。

最新EP『For The Time Being』は、彼のトレードマークである空想的なボーカル、もの悲しい歌詞、控えめな演奏を特徴とする哀愁を帯びた4作品で構成されています。『For The Time Being』、『Sunrise To Sunset』などの新曲は、アコースティック音楽ファンのプレイリストに追加する価値ありです。

曲の販売サイト:Spotify、iTunes


ウィックドオーラ

ジャンル:インストゥルメンタル

「インストゥルメンタル」という言葉には、あらゆるものを一つにまとめているという響きがあるかもしれません。しかし、ウィケッドオーラの音楽には特定のジャンルはありません。

サンバ、アフロビート、パンク、レゲエといった多彩なジャンルを融合するこのバンドは、グローバル都市としてのシンガポールの立場を象徴する存在です。活力に満ちあふれたストリートパフォーマーとして2003年に活動を始め、それ以来、フーバスタンク、ザ・ブラック・アイド・ピーズ、ロック界のレジェンド「レッド・ツェッペリン」のロバート・プラントといった音楽業界のスターたちと同じステージに立ってきました。

Brothers Gonna Work It Out』のワウ・ペダルを使うギターラインから、『Louder Than Light』のシンコペーションのメタル風ビートまで、このバンドの音楽テクニックには目を見張るものがあります。

曲の販売サイト:Spotify、バンド公式ウェブサイト