1日目:公園、郊外、丘をめぐる

ビシャン・アン・モ・キオ公園の緑の芝生が広がる景色
1 ビシャン - アン・モ・キオ 公園

賑やかな都心部から離れて、郊外を散策しましょう。シンガポール島の中心部の郊外にあるビシャン・アン・モ・キオ公園で、一日をスタートします。広さ62ヘクタールの公園を、ジョギングや貸し自転車でのサイクリングで、ぐるり。公園に3km続く曲りくねった川の両側は、青々とした緑が広がる土手になっており、ピクニックを楽しめるスペースもたっぷりあります。

HDBフラットの航空写真
2 トアパヨ ニュータウン

午後

大量高速輸送機関(MRT)に乗って、2駅先にある団地街トアパヨへ。ランチタイムには、この地区の人気ホーカーセンターで地元の人たちにまざって食事をしましょう。トアパヨ・センサリー・パークトアパヨ・タウン・パークなど、この地区の緑豊かなスポットもチェックすることをお忘れなく。食事には、Lorong 4 Toa Payohにある「キム・キート・ホッケン・ミー」のホッケン・ミー(福建省がルーツのエビ焼きそば)がおすすめです。

エメラルド・ヒル・ロード沿いのショップハウスと背後のオーチャード・ゲートウェイ。
3 エメラルド・ヒル・ロード

一方、もし市内にいるなら、オーチャード・ロードのエメラルド・ヒルのようなエリアに行ってみましょう。この小さな地区で有名なのは賑やかなナイトライフシーンかもしれませんが、建物をじっくり見学すれば、美しい建築物にほれぼれするはずです。

2日目:島めぐり、ベイフロントのサテー料理

マリーナ・ベイ・クルーズ・センター・シンガポールの乗客待合エリア
4 シンガポール・アイランド・クルーズ

午前・午後

マリーナ・サウス・ピアMRT駅の地上にあるターミナルから、シンガポール・アイランド・クルーズに乗って、島めぐりに出かけましょう。セント・ジョンズ島やクス島など、南の島々に向けて船は進みます。目指すは、都会の喧噪から離れて一服すること。島に着いたら、太陽を浴びたり、砂浜でピクニックを楽しんだりするもよし、島内の曲りくねった道を散策するもよし。サンゴ礁のそばでゆったりと過ごすのもおすすめです。

セント・ジョンズ島では、フェリーを降りたら桟橋から右に進みましょう。そこが、サンゴ礁に近い絶好のピクニックスポットです。桟橋から左に曲がって真っ直ぐ進むと、手つかずの砂浜が広がるラザラス・アイランドにたどり着きます。20分ほどの散策をのんびり楽しみましょう。

その後は、フェリーに乗って次に下船するクス島へ。中国語で「亀島」としても知られています。1923年に建立されたダ・ボ・ゴン寺院を最初に見学してから、152段の階段を上がり、マレーの3聖人を祭る聖廟(ケラマ、神社)に向かいましょう。19世紀にこの島にいた敬虔な一族に捧げられた廟です。

クス島の中国語名と同じ名をもつ生き物、カメのいるタートル・サンクチュアリにも足を運びましょう。

サテーを仰ぐ男性の近景
5 サテー・バイ・ザ・ベイ

サテー・バイ・ザ・ベイで、絶品料理を楽しむ覚悟はできていますか。ここに行くには、マリーナ・サウス・ピアからベイフロントまでMRTに乗り、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイまで歩きます。そこにあるのは、シンガポールらしいオープンエアのホーカーセンターです。

「サテー」(串焼き肉)、「チャー・クェイ・ティオ」(ザルガイと中華腸詰の焼きそば)、「サンバル」(チリペースト)で味付けしたスティングレイなどの伝統的な料理を味わってみましょう。

3日目:ゆっくりしましょう

CHIJMES(チャイムス)のバーとレストラン
6 コリアンダー・リーフ

2つのアクティビティを満喫した後は、少しペースを落としましょう。肩の力を抜いて、歴史のあるエリアの楽しい教室に参加してみます。

料理教室「コリアンダー・リーフ」では、個性的なアジア料理の作り方を学べます。コリアンダー・リーフのクラスは、南アジア料理からシンガポールで一番人気の屋台料理まで幅広く取り上げています。ウェブサイトでスケジュールをチェックして、自分にあうクラスを探してください。

ショップハウスと背後のピナクル・アット・ダクストン
7 イーシン・シュエン・ティーハウス

午後

美味しい料理を食べた後は、本場の作法でお茶を味わえるイーシン・シュアン・ティーハウス(怡心軒茶館)に向かいます。ためになる1時間のセッションで、中国茶作りやエピソード満載の歴史をたくさん知ることができます。その後は、セッションで得た経験や知識と、ティーハウスで販売されている茶道具をお土産に持って帰りましょう。

デンプシー・ヒルの看板
8 ビューティー・エンポリウム

夜になったら、心地よく過ごせるデンプシー・ヒルで一日を締めくくりましょう。レストラン、バー、ブティック、スパサービスが軒を連ねる地区です。食事の前に、「ビューティ・エンポリウム・アット・ハウス」で、心癒されるスパを利用し、マッサージやマニキュアをすませましょう。自分へのごほうびに、体を休めるひとときです。シンガポールの隠れた名所巡り、おつかれさまでした。

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