新年は、今、世界で最もホットなインディーのミュージック・フェスティバルの一つで、ドーンと華やかなスタートを切りましょう。セント・ジェローム・レーンウェイ・フェスティバルは、ここシンガポールで開催されます。東南アジアのミュージック・フェスティバルのハイライトとなっている、毎年恒例のこの華やかな祭典を見逃すわけにはいきません。

インディーファンかどうかはともかく、ミュージックフェスの「勝負服」に身を包み、14時間におよぶ最高の音楽、素晴らしい食べ物、そして多種多様な雰囲気の中で盛り上がりましょう。

ささやかな始まり

スコットランドのDJハドソン・モホークが、セント・ジェローム・レーンウェイ・フェスティバル・シンガポールに。彼が選んだヒップホップとトラップの音楽を紹介します。

今日、レーンウェイ・フェスティバルは、オーストラリア、ニュージーランド、そしてもちろんシンガポールを含む7つの都市で開催されています。しかし、このフェスティバルのルーツは、これらの都市よりずっとこじんまりした場所にあります。そのストーリーは、カレドニアン・レーンと呼ばれるメルボルンの薄汚い路地裏にある、みすぼらしいバーから始まりました。時は2004年。バーのオーナーであるジェローム・ボザリオと、彼の友達でバンド・ブッカーのダニー・ロジャースは、毎週ここでコンサートを開いたら楽しいだろうと思いつき、その思いつきを実現させます。彼らはこれを、サマー・シリーズと呼びました。一年後、バーで最初の賑やかなイベントを開くことになりました。そこでメルボルン出身のバンド、The Avalancheからイベントのために通りを歩行者天国にしてはどうだろう、という意見が出て、これが契機となり、イベントの規模は当初の計画よりはるかに大きなものとなりました。こうして、8人のアーティストが参加に同意、1,400人もの観客が集まり、その名にふさわしいレーンウェイ・フェスティバルが誕生したのです。

それから数年で、このフェスティバルは破竹の勢いで発展を遂げました。このイベントは瞬く間に、アジア太平洋地区の期待の新しいインディー・ミュージック・フェスティバルとして好評を博し、毎回新しい都市を加えながら今日のラインナップに定着しました。 

このフェスティバルの成功要因は、オーガナイザー達がそのときの音楽トレンドに見られる時代のスピリットを反映させながら、一方で新進の逸材達を発掘していることにあります。たとえば、2010年には、Mumford & Sons、The xx、Florence 、Machineといった英国のグループがレーンウェイでオーストラリアデビューを果たしました。彼らの音楽が世界で注目を集め始めたのは、ちょうどその頃でした。さらに、大人気のティーンエージャー・グループであるLordeは米国チャートNo.1に躍り出るわずか一週間前に、2014年のフェスティバルの顔ぶれとして参加は発表されていました。音楽シーンで次に大ヒットを飛ばすのが誰か知りたいのなら、レーンウェイが教えてくれます!

世界を見にゆく

カナダ出身のエレクトロニック・ロックのデュオPurity Ringは、大胆なカスタムメードのコスチュームとアクションを披露します。

レーンウェイが最初にシンガポールで開催された2011年には、先駆となる6,000人以上の聴衆がフォート・カニング・ヒルに詰めかけ、Temper Traps、Foals、!!!(Chk Chk Chk)などのバンドと共に 素晴らしい時を過ごしました。

その後フェスティバルはどんどん大きく、そして素晴らしいイベントへと成長し、元の会場には人が入りきらなくなったため、2013年にガーデンズ・バイ・ザ・ベイにあるザ・メドウに移りました。 この新しい会場は最大13,000人を収容でき、パフォーマンスするアーティストや豪華な4つのステージの背景には、壮観なマリーナ・ベイ・サンズシンガポール・フライヤーなどのランドマークも見ることができます。 

レーンウェイがシンガポールでデビューして以来、このステージは、インディーの人気ベテランアーティストと新進アーティストにより華やかに彩られてきました。コンサートでは、誰もが世界中からやって来たミュージシャンの音楽に合わせ、歌って踊りまくります。レーンウェイに登場するアーティストには、英国のロックバンドThe 1975やトリップホップ・クルーナーのFKA Twigs、アメリカのアンビエント・エレクトロニック アーティストのTycho、そしてLand Down Underで有名なシンガー・ソングライターNick Murphy(以前はChet Fakerの名で知られる)などの顔ぶれが見られます。近隣のアーティストとしては、インディーのポップ・デュオ、Stars And Rabbitとエレクトロニック・バンドのBottlesmokerがインドネシアの国旗を振る一方で、インディー・フォークでR&Bシンガー、Sam Ruiや、実験的バンド、T-Rexがステージに立ち、アジアの誇りを感じさせてくれます。 

ちょっと一休みしたくなった時には、フード&ドリンクで一息入れましょう。2016年には、子豚の丸焼きやケバブ、巻き寿司、さらにはアイスクリームまで、あらゆるものが揃っていたので、お腹が空いても心配ありません。

これでレーンウェイの裏話やストリートカルチャー、そして、登場するアーティスト達のラインアップ(絶対に期待外れにはなりません)まで、すべてがお分かりになったでしょう。あと忘れてはいけないのは、チケットを手に入れること。さあ、友達を誘って、一番クールなサングラスとレインコート(イベントは天候にかかわらず実施されます)を持って、延々と繰り広げられるパーティの準備をしてください!