シンガポールでは美味しいものと出会うために場所を選ぶ必要はありません。ベジタリアン料理にも、それは当てはまります。これは、シンガポール市内のベジタリアンレストランのリストです。ぜひブックマークしてください。菜食主義者も満足の絶品料理が味わえます!


ポーレン
夕暮れ時のフラワー・ドームの外観のファサードを望む絶景。

ポーレン」は豪華な地中海風のモダンヨーロッパ料理レストラン。美しいガーデンズ・バイ・ザ・ベイの中心に位置しており、オリーブやイチジクの木など、豊かな緑に囲まれて食事を堪能できます。

エグゼクティブシェフのスティーブ・アレンは、「ケール・サラダ」や「ビートルートのピクルス、栗のヨーグルト添え」といった、肉を使わない特製のベジタリアンメニューを次々と生み出しています。 

さらには 食後のフラワードームへの入場が無料になるという嬉しい特典もあります。外国の植物が鮮やかに咲き誇る、室温20度以下に保たれた植物園を散策しましょう。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを散策しに行きましょう。18 Marina Gardens Drive #01-09, Singapore 018953. +65 6604 9988
月曜日・水曜日〜日曜日 正午~午後3時、午後6時〜午後10時


ビーガンバーグ

ファストフードはお肉てんこ盛りであるべきでしょうか? そんなこと、「ビーガンバーグ」には、まったく当てはまりません。この店で脚光を浴びているのは、野菜を中心とした驚きのメニューです。

「クラックド・マヨ」(卵・乳製品不使用のマヨネーズを塗った大豆のパテ)や、「スモーキーBBQ」(バーベキューソース添えマッシュルームパテ)などの料理を、ぜひ試してみてください。シンガポールらしい工夫を凝らしたものが食べたいなら、「炭焼サテー」もおすすめです。スパイスとハーブをたっぷり使ったサテー(串焼き肉)ソースをのせた豆のパテです。

スモークソーセージやホウレンソウのコロッケといったサイドメニューも楽しめます。

ビーガンバーグ 44 Jalan Eunos, Singapore 419502. +65 6844 6868
毎日 午前11時30分~午後10時


ホール・アース
タンジョン・パガーのペック・シー・ストリートにあるホール・アースの店先のストリートビュー

シンガポール初にして唯一のタイ・プラナカンベジタリアンレストランの「ホール・アース」は、タイ料理とプラナカン*料理という2種類の料理の味の特徴を見事に融合させた辛味と酸味のある料理が特徴です。

肉をたっぷり使うのが標準的なプラナカン料理やベジタリアン向きタイ料理のアレンジぶりを、ぜひ体験してみましょう。たとえば、「コンバー」(豚バラ肉蒸し物)にはマッシュルーム、酢豚には醤油やパイナップルの塊を使っています。

*「プラナカン」はインドネシア/マレー語で「地元生まれ」を意味する言葉で、一般的には中国系とマレー/インドネシア系の婚姻による子孫のことを指します。

ホール・アース 76 Peck Seah Street, Singapore 079331 +65 6221 6583
毎日 午前11時30分〜午後3時、午後5時30分〜午後10時


オリジナル・シン
オリジナル・シンのブロッコリ・ペスト・パスタのクローズアップ写真

地中海ベジタリアンレストランの「オリジナル・シン」は、創業約15年。質の高い創作料理は、常にハズレがありません。

メニューのハイライトは、「マジックマッシュルーム」(ポートベローマッシュルームにリコッタチーズ、ホウレンソウ、バジルペーストを詰めて焼き、トマトバジルソースとモッツァレラをかけた料理)や、野菜のタンドリー(マッシュルーム、ナス、トウガラシ、タマネギ、豆腐をタンドリースパイスでマリネして炭火で焼き、ヨーグルト、マンゴーチャツネ、米を添えた料理)など。

甘党の人にはアップルクランブルや、濃厚なティラミスなどがおすすめです。

オリジナル・シン Block 43 Jalan Merah Saga #01-62, Singapore 278115. +65 6475 5605
毎日 午前11時30分〜午後2時30分、午後6時〜午後10時30分


カフェ・サルベーション

宝石のようなきらめきとピンクの装飾でしつらえた「カフェ・サルベーション」は、リトル・インディアにある、新鮮な素材をたっぷり使うインド・ウェスタン風ベジタリアン料理を中心とした店。スープ、サラダ、サンドイッチ、ハンバーガー、パスタ、ピザにメキシコ料理まで、料理の種類はいろいろ。幅広い料理メニューが揃っています。

ヒヨコ豆とブラウンライスのハンバーガー、クリスピー豆腐ステーキサンドイッチ、「エンチラーダ」(トルティーヤで野菜やチーズを巻いて焼いたもの)などの軽食が人気です。デザートには、卵不使用のココナッツパンナコッタがおすすめです。

カフェ・サルベーション 176 Race Course Road, Singapore 218607. +65 6298 1412
月曜日~木曜日・日曜日 午前10時~午後10時30分、金曜日・土曜日 午前10時~午後11時


ゴクル・ベジタリアン・レストラン

ゴクル・ベジタリアン・レストラン」は、いわゆる「狭苦しい」食堂。この気取りのない名店は、いつも大混雑しています。出てくる菜食料理は、肉を使っていないことを忘れるほどの美味しさです。

チキンライスと「ワンタン」(餃子)入り「ラクサ」(スパイシーなココナッツミルクをベースにしたスープ)、「カンビン」スープ(マトンのスープ)など、豆腐や豆を多用した代表的なローカルフードがいろいろ揃っています。

ゴクル・ベジタリアン・レストラン 19 Upper Dickson Road, Singapore 207478. +65 6396 7769
毎日 午前10時30分~午後10時


マヴァリ・ティッフィン・ルームズ(MTR)

本格的な南インド料理を1924年から提供しているマヴァリ・ティッフィン・ルームズ(MTR)は、罪悪感なく満足できる食事を楽しむのにぴったりのレストラン。メニューはあまり豊富ではありませんが、お値段もお手頃で、どれを選んでも当たりは確実です。

メニューは、「ビシベレ・バート」(レンズ豆、野菜を煮込んだ米料理)に、「ライタ」(カード、タマネギ、ギーでつくった香辛料)を添えた料理や、「プーリ」(無発酵の揚げパン)とスパイスポテトカレー&チャツネのセットなどが並びます。

マヴァリ・ティッフィン・ルームズ 438 Serangoon Road, Singapore 218133. +65 6296 5800
毎日 午前8時30分〜午後3時、午後5時30分〜午後9時30分