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シンガポール暮らしのブロガーが、お気に入りの家族向けスポットをご紹介。

3月の休日に子供や姪や甥と一緒に何をしたらいいか全然思い浮かばないと、友人たちがこぼしていました。この問題を事情通のブロガー数人に投げかけてみたところ、こんなおすすめが届きました。

カンポン・ロロン・ブアンコック

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Ai Sakura (アイ・サクラ)、Sakura Haruka

カンポン・ロロン・ブアンコックは、うちの娘にとって素晴らしい経験ができる場所です。シンガポールがコンクリートジャングルだけではないことを確かめ、近代化する前の質素な草創期に触れ、村(カンポン)の様子を感じ取ることができます。素朴な木造家屋、トタン屋根、野菜畑、野生の果樹が賑やかな本通りや高層団地に挟まれるようにして存在する村は、国際都市シンガポールとはまったく違う世界です。密集する木々や茂みが現代世界の騒音や光景を遮断しているせいで、村に入ると現実離れした世界が広がっており、夢のような気分になります。

開放的な玄関先や居心地のよさそうな中庭は、村民の間で共同体意識が強く、犯罪の心配がなかった昔のようで、なかなか味があります。今のシンガポールでは、高い壁や電気仕掛けの門、CCTVシステムと無縁の住宅を見つけることはめったにありません。

時間があったら、ぜひ、この村に子供を連れて行ってみてください。昔のシンガポールの思い出が蘇ってくるはずです。カンポン・ロロン・ブアンコックは観光地ではありませんが、自由に公共のエリアを散策して雰囲気を味わうことができます。ただし、村で暮らしている人たちのプライバシーは尊重してくださいね。

生鮮市場で楽しいレッスン

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Andy Lee(アンディ・リー)、Sengkang Babies

子供は探求心旺盛。何でも自分で直接体験したいという気持ちが強いものです。朝ごはんはどこから来るのか? 魚やエビは誰が買うのか? こんな疑問を心に抱いて、我が家の子供たちは生鮮市場で祖母の後ろを付いて歩いています。

客と物売りでごった返す中、魚や果物、野菜を売る屋台に子供たちは目を奪われます。辺り一面が色彩であふれ、さまざまな匂いが鼻をくすぐります。なんて素晴らしい五感のトレーニングでしょうか。私たちは、歩き回って、祖母の馴染みの店でエビや魚を見つけました。魚はいい匂いとは言えませんが、これも学びの楽しみのひとつです。通路の先には水槽があり、子供たちはグッピーやキスイガメと楽しく戯れていました。

生鮮市場は教室です。これで子供たちは、家にある新鮮な家禽や魚介類は市場で買う物だと教えることができるようになるのですから。市場歩きが終わったら、祖母が朝食を食べる店に連れていってくれました(マクドナルド以外のところをお願い!) 子供たちは先を争うように好物のナシレマロティ・プラタ、ビーフンを見つけようとします。

生鮮市場は、ふつうの家族向けの娯楽ではないでしょうね。でも、光景、音、匂いのどれもこれもが、子供の想像力をかき立てるには格好のものばかりです。子供たちが興奮してあれこれを指差しながら(同時に、新しいことも学びながら)人の波にもまれる姿を見るのは、いつまでも記憶に残る体験です。生鮮市場を身近に感じなくなりつつある子供はたくさんいます。

次の日曜日の朝は、ぜひ、生鮮市場に遠足に行きましょう。楽しさいっぱいの朝が待っています。

パシ・リス・マングローブ・ボードウォーク

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Kelvin Ang(ケルビン・アン)、Cheekiemonkies

パシ・リス・パークにマングローブ・ボードウォークがあることを、ご存じですか? 私は知りませんでした。そんな秘宝の存在を知った瞬間、我が子3人をトレッキングに連れていこうと思いついたんです。ボードウォークのいいところは、年齢を問わない万人向けということ。ベビーカーでも大丈夫なんですよ。カニやトビハゼ探しをしたい家族連れなら絶対興奮します。

遊歩道の途中で、アナジャコが地面に掘る独特な巣穴や、ちょろちょろと木登りをするカニを見つけました。でも、トビハゼは小さいので見つかりにくいんです。カモフラージュするので、子供が見つけるまで時間がかかります(大人だって同じです)。でも、いったん見つかれば、近くに潜む仲間を見つけるのは訳のないこと。

ボードウォークの終点には、ほかにも本当に素敵な場所――スンガイ・タンピニスを見渡す突堤があります。そこで、生き物をたくさん見つけました。15分という短い間に見たのは、サギ、カワセミ、ミズオオトカゲ、ワニトカゲ(別名「フライングドラゴン」)、サヨリやテッポウウオなどの魚。キールウミワタリも見ました。

子供たちは、次から次へと‘発見’してとことん楽しみました。とっても楽しかった。そういうわけで、このボードウォークは、我が家のシンガポールのお気に入りスポット第1位なんです。

風光明媚な場所

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Rachel(レイチェル)、4MalMal Our Inspiration

自宅で週末を過ごすというのは、てんてこ舞いの一週間を終えた後の元気回復にはうってつけでしょう。でも、うちのような家庭ではそういうわけにはいきません。2人のやんちゃ坊主がいる我が家では、彼らの無尽蔵にも思えるエネルギーを消耗させる方法を見つけなくてはならないのです。

うちの息子たちは自然が大好き――たとえ、ブキ・ティマ・ヒルの全部で373段ある階段を登っても、ツリートップ・ウォークまで数時間ハイキングしても、絶対に飽きません。森の中で救いの涼しさを楽しみ、生い茂る林冠の隙間から落ちてくる雨粒を口に入れて歓喜の声をあげるのが、息子たちの日常なんです。

家族皆、この国の自然公園や貯水池が大好きですが、この数十年でいろいろ変わりました。国立公園局がマクリッチ貯水池に木造遊歩道を作るという素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、生き物がたくさんいるエメラルドグリーンの透明な湖に近づいて眺めることができるようになりました。

「子供に優しい」場所ってどういうこと?と、ふと思ってしまいます。歩いて汗をかかなくてはいけないという意味ではないし、崖から落ちたり、湖に落ちたりすることを心配しなければいけないという意味でもありませんよね。私にとって、「子供に優しい」は、私がキリキリせずにいられて、息子たちの顔についた泥や、虫が這い回る森の地面をほじくる子供たちを受け入れられる場所です。「子供に優しい」とは、子供が転んでも自力で起き上がる対応力を身につけられるようにすることです。

だからこそ、私たちは気持ちの良い週末の外出を満喫しつつ、その機会を利用して、我々が暮らすこの忘れられがちな驚異の世界について、いろいろなことを教えるというわけです。